エピローグ 3 ページ30
柔らかい笑みを浮かべてそう言うサボ君。
その言葉に含まれる意味を理解出来なくて、
私は首を捻った。
貴｢月見草…ですか？
月見草ってお花でしたよね、どうして私が…？｣
ｻﾎﾞ｢だってさ、月見草は夜、月の出てる間にしか花を咲かさないんだろ？｣
貴｢え？｣
月をサボ君、月見草を私に置き換えて、
今のサボ君の言葉を頭の中で反芻させる。
サボ君がどういう意味で私を月見草に例えたのか、その真意を考えていると、スッと手が頬に伸びた。
撫でるように触れてくる、サボ君の手。
｢それに…｣小さく動く口が、
ゆっくりと近付いて来た。
ｻﾎﾞ｢月見草は月が空高く登るにつれて、
白から薄い桃色に、花びらの色を変えていく…｣
貴｢っ｣
触れるか触れないか、そんな距離。
体中の熱全部が、顔に集まっているのがわかる。
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三暁 那保(プロフ) - 玲阿薙さん» ありがとう！ なんとか最後まで書ききる事が出来ました！ ｢ふふふ、結構上手くまとまったんじゃない｣と自画自賛しております(笑) 新作も今妄想中なので、お披露目出来るよう頑張ります。まだまだこれからもよろしくです！ (2017年5月19日 19時) (
レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
玲阿薙(プロフ) - 完結おめでとう！今作もキュンキュンしっぱなしでした(笑)次作も楽しいにしてる。頑張ってね!! (2017年5月19日 14時) (レス) id: 9641fabae6 (このIDを非表示/違反報告)
三暁 那保(プロフ) - バクさん» コメントありがとうございます。月見草の花言葉には、他に｢打ち明けられない恋｣｢ほのかな恋｣などがあります。月見草のその性質から、儚いイメージを連想するみたいですね。あと少しですが、最後まで楽しんでもらえるように頑張っていきます！ (2017年5月12日 18時) (レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
バク - とうとう、エピローグまできてしまいましたか・・・(´；ω；`)、ちなみに月見草の花言葉は、「移り気」と、「無言の愛」です。 (2017年5月11日 23時) (レス) id: a79680c932 (このIDを非表示/違反報告)
バク - ウァァ(//∇//)ここまでくると、今後の2人の展開に気になる！！ (2017年4月12日 23時) (レス) id: a79680c932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三暁 那保
| 作成日時：2017年3月3日 21時
