[ONE PIECE] ４つのキズナ -2-

No.58 ページ17

ﾙﾌｨ「お前ら海賊になんのか!?
オレも同じだよー！」



もしかしてあいつが…!?



エースと顔を見合わせると、急いで樹から降りる。

どこにあったのか、ロープを取り出し、
能天気に笑っているそいつを、樹にくくりつけた。


まさに速業。




ｻﾎﾞ「こいつかよ、お前が言ってたルフィってヤツ」


ｴｰｽ「とうとう、ここまでついて来やがったか…。
人が通れるような道は通ってねぇのに…」



ｻﾎﾞ「だからお前もここに住めってのに…！
毎日の往復の山道修行が仇になったな！」



ﾙﾌｨ「お前もエースの友達なのか？
友達になろう！」


ｻﾎﾞ「だまれ」


縛られているにも関わらず、満面の笑顔を浮かべて、そんなふざけた事をぬかす。


エースがこいつを避ける理由がわかった気がした…。



ｻﾎﾞ「どーすんだよ、エース」


ｴｰｽ「秘密を知られた……。
ほっといたら、人にしゃべるぞこいつ…」



何がそんなに楽しいのか…。

状況わかってねぇのかよ、こいつは。

ただのバカなのか…!?




ｴｰｽ「殺そう」


ｻﾎﾞ「よし、そうしよう」



それしか手はない。




ﾙﾌｨ「え…、えぇぇぇええ!?」



やっと自分の置かれてる立場に気がついたらしい。

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