No.114 ページ28
ｺｱﾗ｢Aちゃんがここに来てからサボ君、Aちゃんにべったりなんだよ｣
ニコニコ笑いながら、コアラちゃんは静かにベッドの脇にあるイスに座った。
貴｢そ、そうなんだ…｣
申し訳ないと思う反面、
嬉しいとも思ってしまう。
コアラちゃんはホッと表情を綻ばせるも、
次の瞬間にはムッと不機嫌な空気を纏わせる。
ｺｱﾗ｢栄養失調、脱水症状、睡眠不足…｣
その言葉の羅列に、パチクリと目を瞬かせた。
ｺｱﾗ｢もーっ！ Aちゃんは一体、
どれだけ自分を痛めつければ気が済むの!?｣
貴｢え、あ…｣
ガタンッとイスを鳴らして立ち上がったコアラちゃんは、私の眼前に人差し指を突きつける。
ｺｱﾗ｢全然目覚まさないし！
身体中は傷だらけだし！
私、すっごく心配したんだからね!!｣
コアラちゃんの瞳には、
うっすらと涙が浮かんでいて…。
ｺｱﾗ｢…Aちゃんはもっと、自分の事も大切にしてよ。
Aちゃんが死んだら悲しむ人、
いっぱいいるんだから…｣
｢私もだよ…｣鼻をすすりながら、
コアラちゃんは小さな声でそう呟いた。
貴｢…ごめんなさい｣
俯いた私の頭に手を乗せて、ゆっくりとその手を動かす。
ｺｱﾗ｢ん、わかればよろしい｣
ふわりと頬笑むコアラちゃん。
その笑顔につられて、私も笑顔を浮かべた。
ｻﾎﾞ｢ふわぁ…｣
コアラちゃんと話していると、
大きなあくびと共にサボが起きる。
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ぬこぬこ(プロフ) - 誰か助かるルートで書いてくれる人はいないのかー(´；ω；｀) (2019年4月27日 21時) (
レス) id: a359276646 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 梨杏様が書いてる「不思議な双子」読んであげて下さいね！面白いですよ「白眼の少女と蒼の少女」はゆりから漢字で分かりやすく友梨で書いてあります。 (2016年10月17日 10時) (レス) id: 6b9fc4dec9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - イラスト早速みたよ。もしよければ遊びに来ませんか？私が書いた「イラリク部屋~梨杏とゆりの部屋~」色々ありますよ。「白眼の少女と蒼の少女」も梨杏様と一緒書いてます。まだ考え中だけど原作のほうは梨杏様任せもらっています。 (2016年10月17日 10時) (レス) id: 6b9fc4dec9 (このIDを非表示/違反報告)
三暁 那保(プロフ) - 梨香さん» お礼を言うのは私の方ですよ。素敵なイラスト、本当にありがとうございました！ (2016年10月16日 21時) (レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
三暁 那保(プロフ) - 玲阿薙さん» コメントありがとうございます！ いやいや、そんな事ないですよ(照) 毎日更新は難しいですが、なるべく更新出来るよう、頑張ります！ (2016年10月16日 21時) (レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三暁 那保
| 作成日時：2016年8月25日 19時
