めんどくさい ページ3
彼が風呂上がりのシャンプーの匂いを
漂わせた頃、私はアウターを羽織る。
『...もう、帰るの?』
「帰るよ。」
『仕事の時間か』
「うん。その前に家寄ろうと思って。」
『そっか』
「じゃあ行くね。」
『...今夜は?寄らない?』
「今日は遅くなると思うから自分の部屋に帰るよ。だからちゃんと休んで。身体壊すよ。」
『かあちゃんみたいだ。笑』
「ホント、貴方は心配になるよ。笑」
『ありがとな。引き留めて悪ぃ。じゃあ、行ってらっしゃい』
「いいえ〜。行ってきます」
珍しく彼が少し寂しそうだった。
私を求めてるんだ。少し嬉しい。
私たちは同棲しているわけではない。
たまに私がこうして彼の元に来る。
「行きたくないなぁ。、めんどくさい。」
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なちゅ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!励みになります!早めに更新出来るように頑張ります!今後ともよろしくお願いします<(_ _)> (2020年3月12日 21時) (レス) id: 652024f202 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 更新されてるかな?って毎日確認するくらい好きなお話です!更新頑張ってください!!! (2020年3月12日 15時) (レス) id: 25396113d5 (このIDを非表示/違反報告)
なちゅ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!そう言っていただけると励みになります!更新頑張りますのでこの作品をよろしくお願いします! (2020年3月8日 1時) (レス) id: 652024f202 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 細かな描写の心情が切なく、内容に引き込まれます!これからも更新楽しみにしております! (2020年3月8日 1時) (レス) id: 4909fe997f (このIDを非表示/違反報告)
なちゅ(プロフ) - しぇるふぃあ。((芦原晴))さん» ありがとうございます!ルール分かっているつもりでいましたが、完全に私の不注意、確認不足でした。詳しく教えて下さりありがとうございます! (2020年3月6日 21時) (レス) id: 652024f202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なちゅ | 作成日時:2020年3月5日 14時