27話 ページ32
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「それにしても…」
ふむ、と考えるポーズをしながら真面目な顔でボソボソつぶやく松田。
「なかなかいい光景だな」
「お前サングラス投げ捨てるぞ」
「降谷も思わないのか?!」
「めちゃくちゃいい身体してるよね!御坂って!」
松田と萩原が熱弁してくる。
まぁたしかに思うけども…と運転しながら答える。景光もそうだな、と同意している。
日が上がり明るくなってきた。
黒の車体がテラテラと光り、黒のキャットスーツも同様、彼女を引き立てるかのように輝く。
綺麗だ。
眩しい。くらくらする。
太陽なのか、彼女なのか分からないけど今の僕にはこの光は強かったらしい。
サングラスを取ってもらってつけてもなんだか落ち着かなくて変な感じがした。
「早くつかないかなー」
ボソリと呟いた萩原の声に心の中で同感しながら太陽に向かって走り出した。
風が吹いて気持ちがよかった。
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朝の10時ぐらいに海水浴場についた。
そこそこ人がいてパラソルを立てたり、シートを張ったり、色々していた。
パラソルやらなんやらはレンタルできるそうなのでそこで丁度いい大きさのものを借りて、ひとまず立てることにした。
みんなで協力して立てた後、男女分かれて更衣室があるのでそこで着替えに行くことになった。
「あいっ変わらずいい身体してるよな〜降谷は」
「腹筋やべぇぞ」
「それはお前らもだろ」
「なぁ、A遅くないか?」
景光に言われて確かに、と思った。
迷子?いや、あいつに限ってそれはない。
ナンパ?十分ありえる、十二分にありえる。
でもスルーしてこちらに来そうなんだけどな。
パラソルの中でぐったりしながら更衣室のあった方向に目を向けていると…
来た。
黒い髪を少し高く結い上げて
黒いシンプルなデザインのビキニを着て
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御坂ナツキ(プロフ) - 明里香さん» 本当ですね笑 直しておきます!ご指摘ありがとうございました! (2019年7月28日 14時) (レス) id: 7ae93b89fc (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 8話の「わんやわんや」ではなく、「わやわや」ではありませんか。 (2019年7月28日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
御坂ナツキ(プロフ) - こっちゃむさん» コメントありがとうございます!とてもうれしいです!はい、もう少し続くのでお楽しみください!応援ありがとうございます!! (2018年8月25日 6時) (レス) id: 7ae93b89fc (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - お話に引き込まれて一気に読ませていただきました!まだ少し続くという事なので、楽しみにしています!応援してます! (2018年8月24日 23時) (レス) id: 7d2c15605b (このIDを非表示/違反報告)
御坂ナツキ(プロフ) - い ち ご ミ ル クさん» とてもうれしいです!ありがとうございます! (2018年8月19日 8時) (レス) id: 7ae93b89fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御坂ナツキ | 作成日時:2018年8月9日 9時