この純黒な悪夢におさらばを!4 ページ8
コナンくんがもし仮に本当に記憶喪失だったとして、もし記憶を取り戻したら逆に利用できるのでは…と呟くと哀ちゃんは血相を変えて辞めるように訴えた。
灰「あの子達も…!!」
『「「!!?!」」』
『い、いない?!?!』
電話をかけても繋がらないので哀ちゃんが多分とても乗りたがっていた観覧車だろうと予測してそちらに向かうことにした。
しばらくするとコナンくんの携帯に光彦くんから電話がかかってきた。
出ると光彦くんではなく歩美ちゃん。
「コナンくん助けて!!」
頭を押さえて苦しんでいるという。
ぼそぼそ何かを言っているので光彦くんがそれをメモしているらしい。
医務室連れていき、病院と警察に連絡してお姉さんを運んでもらうことになった。
ピロリン
とメールが入った。
少し断りを入れて確認してみると差出人は「零さん」と書かれていて即座に零さんが何かあったのだと判断した。
『すみません、用事が入ってしまったので今日は帰ります。』
コ「え、ナツキ?」
『それでは!!』
コ「お、おい!ちょっナツキ!!」
とりあえず園内から飛び出した。
人目につかない駐車場の隅に来るとメールを確認する。
警察病院で風見と合流しろ
それだけしか書いてなかった。
行けばいいのか…?と思い誰もいない場所に移動してテレポートする。
流石に零さんはまだ着いていないらしく駐車場で待つことにした。
しばらく待っていると傷をつけた零さんの車が見えたのでそちら側に寄った。
『零さ…!』
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作者名:御坂ナツキ | 作成日時:2018年5月10日 21時