この純黒な悪夢におさらばを! ページ5
園内に入ってしばらくするとボロボロになった綺麗な銀髪の女の人と出会った。
コナンくんたちいわく「記憶喪失」なのだとか。
その人の目は片目黒なのにもう片方は綺麗な青色という、私が憧れてやまないオッドアイだった。
少年探偵団のみんながこの女の人の記憶を取り戻そう!ということでこの園内を回ろう!!ということになった。
コ「…そういえばナツキ、今日安室さんって…」
『仕事だと思いますよ?多分』
コ「多分って…どの仕事かわかるか?」
『さぁ?特に何も聞いてないので…』
そう言うとコナンくんは少し黙ってしまったが「そっか、サンキューな!」といって再び携帯をいじり始めた。
『(…零さん)』
とても綺麗な空の蒼を見上げながら零さんの無事を祈った。
灰「それにしても本当に警察に届けないつもり?」
コ「んなわけねーだろ」
『ガソリン…自動車…事故…記憶喪失…』
少年探偵団の子達が連れて行ってしまったお姉さんはガソリンという自動車を動かす燃料のようなものの名前。
それの匂いがするということはその燃料をぶちまけたか何かで触れたということ。
そして、キラキラ光っていたガラス片。
あれはコナンくんの言った通り自動車のガラスのもの。この前零さんの車から思いっきり顔を出そうとした時顔面直撃させてガラスがあることは調査済み。
そして、さっきの5色の半透明なフィルムとお姉さんの記憶喪失。
こんなとき零さんがいてくれれば…
コ「ナツキー?なにしてんだ?行くぞ!」
『あ!すみません!今行きます!』
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作者名:御坂ナツキ | 作成日時:2018年5月10日 21時