【前半閲覧注意】このやり場のない恐怖に解決を...? ページ36
※前半部分注意です※
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「大丈夫、もうふたりだけだよ」
そう頬を撫でるのは望んでいた少しゴツゴツとしているけど綺麗な手ではなく、肉がついて手汗で少しベタついていた。
『んんー!!!んんん!!!!んーー!!』
するりと腕を撫でられその後、お腹、太もも、膝下あたりとねっとりと撫でられる。
きもちわるい
こわい
撫でられる手が離れたかと思うと腰あたりにズンっと重みがやってきた。
男の人が跨ってきて両肩を掴まれる。
必死に抵抗したいけど重いし、怖くてびくとも動かない。
『んふ…んん!!!んーーーー!!!』
突如、腰の重みがなくなり大きな音といっしょに目の前にいた男の人が吹っ飛んでベットから転げ落ちた。
転がっているのは…コナンくんがよく持っている、サッカーボール…
ドアの方を見ると安心してか涙が止まらなくて、その姿をもっと見ていたいのに滲んで見えなくて……
降「ナツキ!!!」
コ「ナツキ…!良かった!間に合った!」
二人が駆け寄ってくれて足と手首の手錠を外してくれ、最後に口元のガムテープを零さんが剥がしてくれた。
降「何もされていないか?!」
『れ…さん…!』
首元に手を回してあったかい零さんに抱きつく。
下着一枚だったけど今回の零さんは怒らずただ背中に手を回してぽんぽんと落ち着かせるように叩いてくれた。
コ「安室さん!男の方は気絶してるからもう大丈夫だと思う!」
降「分かった。警察に連絡はもう入れてあるからもう時期こちらに来るだろう」
・
『零さん、コナンくん…助けてくださってありがとうございました』
服を着て、取り締まりが終わって3人で車の中に乗り込んだ時にそう2人にお礼を言った。
コ「ナツキが無事でよかったよ」
『ありがとぉございます…うぅ…』
後部座席に2人で乗っているコナンくんにぎゅうっと抱きつく。
潰れる!って聞こえたのはきっと空耳だと思う。
私に襲いかかってきた男の人は無事逮捕され、事件は解決。
あの男の人の部屋から盗聴したであろう私の写真がたくさん見つかったため、証拠が十分にあったため、スムーズに進んだみたい。
『あの…れ、透さんもごめんなさい。私が飛び出して言ったばっかりに…』
安「無事だったんですからいいんですよ」
その言葉にホッとして、瞬きをするように1度目を閉じてまた開くと目の前に零さんとコナンくんはいなかった。
その代わり、石化したグリフォン像が目の前に映りこんだ
『…え?』
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作者名:御坂ナツキ | 作成日時:2018年5月10日 21時