この純黒な悪夢におさらばを!9 ページ13
安「よし…!」
コ「やったか…!」
『…っく…』
魔力の消費が大きく、それに加え今の爆発魔法、発動時の反動が大きくて後に傾き、予備として持ってきていた満タンの吸魔石を下、というか吹っ飛ばしてしまった。
『…あれがないと…!!』
安「ナツキ…?おい!どこへ!?」
『さきに下におります!どうかご無事で!!』
待て!という3人の声を無視して壊れかけた観覧車の骨組みをどうにか飛び移りながらしたに降りていく。
明日は筋肉痛だなぁと思いながらどんどんしたに降りていく。
こういうアクロバティックな動きはあっちの世界でよくやっていたから活用できてよかったと本当におもう。
再び銃撃がはじまり、とうとう観覧車の車軸が壊れてしまった。
急いで降りて、淡く赤く光っていた吸魔石を回収して上へ戻ろうとすると観覧車の片方が完全に外れて転がり始めてしまった。
このままだと…建物に追突してしまう…!!
何とかしなくては…と思っていると後ろで物音がした。
振り向くとあのお姉さんがヨロヨロと歩いていた。
『!…なんでここに…!』
驚いたがそれどころではないのでお姉さんについて行くことにした。
するとお姉さんは大きくて長い棒のついている乗り物に乗り込んだ。
これであれを止めれるのか…!!
そう思い、お姉さんに続いて乗り込んだ。
「あなた…!?」
『一緒にあれを止めましょう!!』
「っ!早く逃げなさい!!」
『早く!!じゃないと死んじゃう!!』
「っ!!!」
思いっきりエンジンを加速させて追突した。
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作者名:御坂ナツキ | 作成日時:2018年5月10日 21時