Ｐ．９【 かさ 】by.カンタ ページ9
雨が降っているある日。俺とトミーで事務所のUUUMにきていた。雨が降ると予報でやっていたのを思い出して編集している手を少し止めて近くの窓を見ると灰色の厚い雲が見えて、さらに雨はザーッと音を立てていた。
かさもってきてよかった。
ちょうど来たりくくんは少し濡れていてここまで使ってきたんであろう折り畳み傘をケースにしまいながらオフィスに入ってきた。
｢あ、カンタさんにトミーさん。おはようございます。｣
｢あ、りくくん｣
｢おはよ〜｣
挨拶をしたりくくんはマネージャーのAちゃんの所に行っていつもの定位置らしいソファに座って色々広げていた。
そこからりくくんがからかわれて…というのはよく伺うことが出来た。
トミーと癒されながら編集をしていると2人は勉強？話し合いを終えたのかどこかへ向かう準備をしている？聞こえる内容からするとりくくんのいえで準備の手伝いをするんだとか。
上の人に報告を終えたAちゃん達は挨拶をしながらオフィスを出ていった。
俺らも編集が終わったのであとを続いてオフィスを出ることにした。
ビルの出口に向かうとそこには先程オフィスを出た2人組。りくくんとAちゃんだった。
トミーの意見で二人の会話を後からこっそり見ていることに。
『雨降ってるねー…かさ忘れてきちゃったや』
｢へぇ〜Aちゃんってドジだね笑｣
おっと、りくくんが早速Aちゃんをからかっている。
『うん、だから傘いれてくれない？』
｢べつにいいよ｣
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りんご - これって、からかい上手の高木さんという漫画を元にしてますか？ (2019年2月17日 8時) (
レス) id: 828cd5c5b1 (このIDを非表示/違反報告)
かえる - 面白かったです！続編楽しみにしてます〜これからも頑張って下さい！ (2018年4月23日 8時) (レス) id: 1e43368747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御坂ナツキ | 作成日時：2018年4月14日 6時
