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P.28【 夜電 】 ページ28

今日はuuumの入社式があったらしい。
新人マネージャーの高橋Aちゃんはもちろん、新しく入社する社員さんが出席した。

この日のために買ったらしいタイトスカートのレディーススーツを着こなして出席したAちゃん。

HIKAKINさんも出席したのだとかとてもいい式になったそう。



「もしもーし?」

『もしもし?どうしたの?堀内くん』

Aちゃんが入社式をおえ、一通り終わって家に帰ってベットでゴロゴロしているとりくくんから電話がかかってきた。

ちなみに今回も語り手については考えないでほしい。決してストーカーではない。


「今日入社式だったんでしょ?おつかれー笑」

『ありがとう笑 すごく緊張しちゃった』

「そうなの?笑 Aちゃんってあんまり緊張しない人だと思ってた笑」

『そんなことないよ笑笑』


ベットに座って枕を抱きしめて足をぶらぶらしながら楽しそうに話すAちゃん。

その電話相手のりくくんはソファに座って少しぐでっとしながら通話していた。

「俺も大学始まるよ〜」

『そっか、日本はなんでも春からだもんね!』

「そうそう!緊張する〜〜笑笑」


そこから話が盛り上がること3時間。ただいまの時刻はなんと深夜1時。
しかしりくくんとAちゃんの話のネタは尽きずに結局2時半まで話し続けた。

「ふぁ…もうこんな時間か」

『もう日付回っちゃったね』

「明日は出勤する?」

『うん、堀内くんは明日来るの?』

「昼前くらいに行くつもり!ご飯一緒に行こうよ」

『昼前ね。分かった』

「じゃあ、Aちゃんおやすみー」

『おやすみ、堀内くん。』


通話を切ったAちゃんとりくくん。
Aちゃんは眠くなっていた目を擦りながら枕を抱きしめてそのままベットにぼふっ横になる。

『…明日も頑張ろ』

ふっと目を閉じた。




通話を切ったりくくん。
ソファにうつ伏せになって枕を首元に置いて通話していたのでそのまま枕に顔面をぼふっと突っ込む。

「あ"ぁ〜」

枕に顔を埋めたままこえを出すりくくん。
電気を消して布団にごろりと寝転んで腕で顔を隠しながら

「おやすみ、慣れねー…」

寝やすい体制に変えてそのまま目を閉じた。

P.29【 寝不足 】→←P.27【 初動画 】



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りんご - これって、からかい上手の高木さんという漫画を元にしてますか? (2019年2月17日 8時) (レス) id: 828cd5c5b1 (このIDを非表示/違反報告)
かえる - 面白かったです!続編楽しみにしてます〜これからも頑張って下さい! (2018年4月23日 8時) (レス) id: 1e43368747 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御坂ナツキ | 作成日時:2018年4月14日 6時

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