Ｐ．１２【 絆創膏 】 ページ12
これは噂のりくくんとAちゃんコンビが対面する前のお話からスタートする。
数日前にあった入社試験当日。
高橋Aちゃんはセーラー服で入社した。これにはヒカキンさんやセイキンさんたち、その場にいたクリエイターさん、社員が目ん玉をひん剥いたのは言わずもがな、軽く職務質問をしたもんだ。
聞けば彼女は帰国子女で18歳にして大学卒業資格もとっていたらしい優秀な子だった。
そんな彼女は話した。
『実はここに来るまでは少しでも表舞台に近い仕事に就きたかっただけなんですけど…ここに来る途中に星野源に似た男の子に助けてもらって…』
と左肘の絆創膏を裾をたくしあげて見せた。
よく見ると絆創膏には[ りく ]と書いてあった。なんだか当てはまる人物がこの事務所に在籍しているような…。
『その男の子になんだかぐっと来ちゃって…私も助けたい、ささえたい、手を差し伸べたいって思ったんです。』
｢その助けてくれた人ってこの子？｣
とすしらーめんりくの写真を差し出すとそうです！この子です！…息子さんですか？なんて聞いてきた彼女にふふっと笑ってここに所属するクリエイターだとはなすと、お礼が出来るではないか！ととてもよろこんでいた。
それを見た社長はすしらーめんりくくんの専属マネージャーをすることに任命して後日対面させることにした。
『あ、お願いがあるんですけど…』
彼女は困ったように提案した。
"このばんそうこうのことは彼に秘密にしてくれないか"と。なぜかと問えばそっちの方が燃えますよ。と帰ってきた。やはり彼女は面白い。
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りんご - これって、からかい上手の高木さんという漫画を元にしてますか？ (2019年2月17日 8時) (
レス) id: 828cd5c5b1 (このIDを非表示/違反報告)
かえる - 面白かったです！続編楽しみにしてます〜これからも頑張って下さい！ (2018年4月23日 8時) (レス) id: 1e43368747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御坂ナツキ | 作成日時：2018年4月14日 6時
