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紫の色 ページ20

Aside





ある日、私は手紙で呼び出された。






他でもない、その子に。








放課後に屋上まで来て。 A







手紙にはそう書いてあった。






屋上へのドアを開けて見えたのは・・・






紫色に近い色をした空と・・・







フェンスの向こう側にいる、黒い影・・・・彼女だった。







貴女「A!?」







彼女「・・・・・A。・・・・来てくれはったんやね。」







貴女「どうしたの!?」






彼女「・・・私のな・・足・・もう・・動かないんや。」






は・・・?足・・・・?なんの・・・話・・して






彼女「バスケも・・もうやれへん。大会出たくて・・・皆に厳しくしたん、間違いやったかな。後輩に目・・・つけられて・・・・っ・・・足もこんなザマや・・・・・!」







彼女は泣き出した。







彼女「・・・将来なぁ・・私、バスケの・・・選手に・・っ・・なりたかったんや・・っ・・」






もう動かないなら・・・バスケが出来ないなら・・生きたくない。







と彼女は言っていた。








貴女「・・・・・A・・・っ・・?」








彼女は・・・・彼女の涙を拭おうとしていた。







私は最後まで、この状況が読み込めなかった。









_____________________強い、風が吹いた。









瞬間、私は目を閉じて・・・・








・・・・・・・・・・・・・・・・・・。









私の前に居た彼女は・・・・・・・居なくなっていた・・・・・。そこから・・・・・








貴女「・・・・・・・A・・・・っ・・・・?・・・・・・あ、あああ」





「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」









フェンスの向こう側・・・・・下・・・下に・・・・・・Aがいた。






いや・・・Aがよこたわっていた。

(死)の色→←貴女、過去編



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作品ジャンル:恋愛
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紅隻眼(アポロンゲイザー)(プロフ) - 10000hit感謝!本当に本当にありがとうございます!!!! (2015年9月26日 18時) (レス) id: 8fe715d0da (このIDを非表示/違反報告)
紅隻眼(アポロンゲイザー)(プロフ) - おかげさまで、この作品は5000hitを達成しました!見てくださっている皆様、本当にありがとうございます!!! (2015年7月20日 17時) (レス) id: 8fe715d0da (このIDを非表示/違反報告)
紅隻眼ーアポロンゲイザー2(プロフ) - ( ;∀;)ありがとうございます!!!嬉しくて今すぐにでも土に還ってみたいです(壊) (2015年6月3日 18時) (レス) id: 8fe715d0da (このIDを非表示/違反報告)
美幸(プロフ) - 1000hitおめでとうございます! (2015年6月2日 19時) (携帯から) (レス) id: b029486a50 (このIDを非表示/違反報告)
紅隻眼ーアポロンゲイザー ー(プロフ) - はい!ありがとうございます!!!これからも毎日更新しますので、よろしくお願いします! (2015年5月20日 18時) (レス) id: 8fe715d0da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タナトス | 作成日時:2015年5月8日 20時

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