伊沢になりたいストーカー。3

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伊沢「A」







貴「はい」








伊沢「…伊沢になりたいの？」








貴「伊沢にしかなる予定ないんですけど…」








伊沢「んじゃあ、伊沢になる？」








貴「…はい？」








伊沢「え、ならないの」








貴「え、そんなあっさり言うものなんですか」








伊沢「高級レストランとかが良かった？」








貴「いや、そういうことじゃないですけど…」








伊沢「プロポーズはまだはやいからね〜」








貴「私いつまでも待つんで」









伊沢さんが私の手を握る









伊沢「…行きたいとこあるんだけど




ついてきてきくれる？」








貴「伊沢さんのためならどこでも行きます！








…私なんかがついて行っても良いんですか？」









伊沢「Aが来ないと成り立たないからね」









…どういう意味だろう。









薄く化粧して伊沢さんと出かける









貴「伊沢さん、どこ行くんですか？」








伊沢「まだ内緒」








貴「カッコイイですね






私伊沢さんの前髪のわけ方好きなんです」







伊沢「何それ」






貴「右から左へ流す感じです





かきあげもカッコ良さ増すので




直視できませんが…」








伊沢「付き合っても直視できないっておかしい」








貴「伊沢さんが毎日カッコ良さ




増していくからです、、」








伊沢「ついた」









伊沢さんと来たのは









"Fiss"








というアクセサリー専門店







貴「伊沢さんアクセサリーつけるんですか」







伊沢「まぁ今回買うのは付けないといけないの」







貴「企画か何かですか？」








伊沢「企画でこんな所来ないでしょ」









貴「…？」









伊沢「…ペアリング買おっか」









貴「…えええ？」







伊沢「嫌？」









貴「嫌なわけないじゃないですか！





え、でも今日何かの日でしたっけ？」








伊沢「俺も社会人だし






変な虫Aについたら悪いじゃん」








貴「つかないですよ」








伊沢「それは分かんないから」







店内のペアリングを見ていくことにした

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