最後の誘拐。

4話 ページ5

大毅「...ほんまにお嬢様？」





貴「まぁ、一応」







淳太「てか気になってたんやけどさ、







A関西人？」






貴「父親が関西人で、私も幼稚園まで向こうで





小学校の時にこっちに来てん





でも自分らも関西人ちゃうん？」







望「みんな関西出身や！」








智洋「これからどうするん？




英徳やったら誘拐されたらすぐバレそうちゃう？」







貴「...考えて無かったん？もしかして」







淳太「まぁいきあったりばったりやな」







...適当すぎやろ、大丈夫か









照史「あ、一応呼び方あるねんで







このグループはWESTって言うんや







全員で7人




ちゃんと役割もあるねん」






貴「...役割？」







智洋「俺としげが誘拐する係」







大毅「俺やで！俺！しげちゃん！！！」




貴「うるさい、やから2人で声かけてきたんやね」







大毅「う、うるさいって言われた」







淳太「リーダーで誘拐した子を殺す係」






貴「ん？私殺されるん？」






淳太「あー逃げたいって言うた子な




まぁ、Aみたいに自分から来る子は


今まででおらんな」







望「俺と流星が潜入係




誘拐した子の学校へ行ったり...行かんかったり」






貴「行かんかったら潜入ちゃうやん」







望「ナイスツッコミーーーーー！！！」









淳太「今のナイスひょっこりみたいやな」







貴「...




濱ちゃんは？」






崇裕「あ、俺？





俺ねー対処係」







貴「私と一緒やん」






崇裕「ん？」





貴「んーん、なんも。




照史くんは？





まぁだいたい分かるけど、」







照史「情報係やで







今から聞く質問答えてもらってもかまん？」







貴「まぁ」








照史「英徳学園のブラックジャケットってことは






学校におらなあかんやんな？」






貴「いや、別に」






「「え？」」






「...？」





え、学校行ったら誘拐の意味無いやん

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