やんちゃなお姫様。

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この前まで頑張っていた





テストの順位が大きく貼り出される日だ





貴「なんで順位なんて発表されるんだろ…」





梨々「順位なんて気にしたこと無かったから




見に来たの初めてー！！」





俺もー！とうっちーが言う







黒田「そもそも俺貼り出されること知らなかった」





先生がニコニコしながら






1年生の教室前廊下に私たちの順位を張り出していく





順位、名前、クラス、900分の点数が書かれているらしい





…点数まで発表されたら最悪じゃない？と思う






みんなで最下位から見ていこうとなり団体で見に行く





梨々「ねえあった！！！下から16番目！」





大事なのは順位じゃなくて点数なんだけどなと思いながら




梨々は294点





檜山「平均点的には赤点回避したんじゃない？」





黒田「確かに、」





おお、とみんなで感心しちゃう




梨々はAのおかげー！ありがとう！



なんて飛びついてくれる





梨々「平均10点も上がったら凄いよね！」





内村「待って俺もあったー！！」





121位にうっちーの名前



113位に瑠奈




76位に黒ちゃんの名前が。






黒田「俺も平均点上がったー！」






みんな平均点上がって私も嬉しい…






内村「2人…いつ出てくる？」




瑠奈「もう1桁代くるけど私がドキドキしてきた！」






檜山「あ、あった」





光成は7位で783点





黒田「…すご」





え、私受けたよねと思いながら順位を見て行く






貴「あ、」






瑠奈「え！！！」






1位 藤井A 1-B 900/900





貴「1位…」






檜山「A凄すぎ」







内村「俺らのAが本気出せばこんなもんだー！」








うっちーが廊下で叫ぶから教室に撤収







瑠奈「すごい、900初めて見た！」





何故か興奮状態のみんなを落ち着かせる






すると放送が鳴る






"1年B組 藤井Aさん、職員室まで来てください"







みんなで目を合わせる





私、何かしたっけ…？

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