やんちゃなお姫様。

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次ここ、なんて連れてきてくれたのは雑貨屋さん





檜山「Aに似合うと思って」





見渡せば沢山のピアスやネックレス、カチューシャ等並んでいる






貴「ピアス…これしか付けたこと無かった」





ママの形見だと思ってずっと付けてきたから




他のピアスを付ける事を想像もしてなかった





かわいいのいっぱいある…






紫のキラキラしたピアスに目がいったけど値段少し高くて





ネックレスにしよっかな






檜山「決まった？」





貴「こっちとこっちのネックレスどっちがいいかな？」




シルバーのチェーンに紫のキラキラが付いてるものと




ゴールドのチェーンに赤のキラキラが付いてるもの





檜山「俺が決めていいの？」





貴「うん！光成に決めて欲しい」





檜山「嬉しい、どっちも似合うと思うけど




Aはブルベだからシルバーの方が良いかも」





貴「じゃ、シルバーにする！！」






貸して？と言われネックレスを貸すと




レジへ持って行かれる




貴「光成、さすがに払う！」






檜山「テスト勉強の面倒一緒に見てくれたご褒美」







貴「でも…」






カッコつけさせて？と言われてしまえば何も言えない






貴「ありがと！ネックレス一生大事にする！」





じゃあ、これもと言われ




渡してくれたのはさっき見ていたピアス






檜山「Aがママのピアス大事にしてるの知ってるから





このピアスは付けなくてもいい






受け取ってくれるだけで嬉しい」







貴「付けるに決まってんじゃん！





ママのピアスも大事だけど






光成からもらったピアスも大事だから」









檜山「ほんとAかわいいね」







なんか、光成がいつもより甘くて一気に恥ずかしくなる






かわいい、とか今まで言わなかったじゃん

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