やんちゃなお姫様。

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檜山side






朝瑠奈を迎えに光輝と行く





黒田「光成、何考えてんの」






檜山「俺どんな顔してる？」






黒田「眉間に皺寄せて難しい顔してる…






最近ずっと…





Aのこと？」






光輝には嘘ついてもしょうがないし




うん、と頷く





檜山「Aってさ、自分の話全然しないじゃん





頼ってくれないのもやだなあと思ってる」





幼馴染の瑠奈は小さいときから知ってるから





大体伝わったし、光輝のことも相談乗ってきたけど





Aに関してはわかんない








黒田「おりの方が知ってるかも、ね」






最近仲良いらしいじゃん、と言われる





瑠奈と合流し何か知らないか聞いても




そういや、知らないかもって。







黒田「光成がこんな振り回されてるの珍しいね」





瑠奈「光成、Aのこと好き？」





檜山「…え？」






光輝に言われたことあるけど




瑠奈からそんなことを言われると思わなかった






ずっとお姫様は瑠奈だけだったから





こんな風に誰かを考えて悩むことは無かったかもしれない








瑠奈「あ、じゃあ誰だっけ仲良いの！織山くん？」





黒田「そう、おり」





瑠奈「Aが織山くんって人と付き合ったらどうする？」





檜山「そんなの応援するしかない、でしょ」






Aが付き合う人なら良い人だと思うし





Aの好きな人なら応援はしたいと思う






教室に入り席につく





先生来るまで時間あるし少し休もうと寝る体勢に入る







檜山「うわっ」






首の後ろに何かあたり、冷たくて思わず声を上げる





貴「へへ、光成おはよ！眠気覚ましだよー！」






自販機で買った冷たいジュースを持ってて





イタズラっ子の顔している





檜山「おはよ」






貴「疲れてるならジュースが1番だよ！それあげる！」






机に置かれた炭酸






刺激が強いのは、Aみたいだ

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