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高校1年生の秋、この転校は何回目だろう
パパの仕事の都合で小さい時から転校を繰り返してきた
これで最後だから、と言われ承諾したものの
一から友だち作りを考えると不安になる
校則緩くて良かった、ママのピアス付けれる
「君が藤井Aさんね!
うちのクラス仲良いから
緊張しなくて大丈夫だよ、ガハハ」
と笑う担任の先生の後ろをついて行き教室に入る
一斉に集まる視線にドクッと心臓が跳ねる
「今日からこのクラスに転校してきた
藤井Aさんです、何か一言」
黒板に字を書きながら自己紹介をされる
貴「藤井Aです
中途半端な時期に転校してきちゃったんですけど
みんなと仲良くしたいです!!よろしくお願いします」
「ねー、先生1限さAちゃん交流会しない?」
先生「学級委員ー、どう思う?」
仲良くなりたいんで交流会して欲しいです
と1人の男の子が言う
先生「じゃ、そうするか
分からないことあったらあの子に聞いてくれ
あと、放課後!学校案内頼むなー」
このクラスは…学級委員が1番権力あるのかな
何回も転校はしてきたけど
私の交流会と言うのは初めてだった
だいたい普通に授業始まるし…
先生に言われた席につくと
隣の女の子が話しかけてくれる
「私、深田瑠奈!Aちゃんって呼んでもいい?」
貴「あ、うん!瑠奈ちゃんよろしくね?」
ツインテールが似合う笑顔がかわいい女の子だと思った
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ナツ.(プロフ) - めろたんさん» 新作も読んで頂き本当にありがとうございます😭💖どうか、最後までお付き合いください!! (9月7日 14時) (レス) id: 60d717d776 (このIDを非表示/違反報告)
めろたん(プロフ) - 新作嬉しいです♡きゅんきゅんいっぱいで読んでいます!!更新も楽しみに待っています♡ (9月6日 22時) (レス) @page11 id: 1205a2287e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナツ. | 作成日時:2023年9月5日 2時