先輩×余命3ヶ月の彼女【Takahiro】

番外編【2】 ページ29

「なんで俺の家やねん」





貴「やって、」





昨日の夜のことを言えば





そう言うしげ







集まったのは同級生4人





しげ、神ちゃん、流星、ななみ







一応妊娠の報告は4人にしたものの…






"おめでとう"しか無く





相談に応じてくれん






貴「え、やっぱ堕ろしたほうがいいん？




いや、でもせっかく預かった命やし」




ななみ「濱ちゃんに言うたん?ちゃんと」





貴「あんな調子で言えるわけ無いやんかぁ




"やっぱ2人の空間が1番やな！"


って3人、4人増えたら2番、3番できるん?


え、私子供産めるん？」






智洋「ちょ、落ち着き…A」





流星「でも子どもできたら金かかるやん?」




パシンッ



ななみ「流星！なんてこと言うねん」




流星のマイペースな発言に
素早くツッコミを入れたななみ




流星「あー、ごめんごめん



でも好きな人との子どもやったら





絶対喜ぶと思うけどなぁ」






貴「でも…」





大毅「でも、ちゃうやろ。



ちゃんと話しい?


1人で決めたらあかんからな」






って言われて追い出された





もー、どうしたらいいん？







貴「…たーくん」





崇裕「ん?」






貴「ここに1人新しい人が住むってなったら」






崇裕「あかんからな!!



誰もシェアハウスなんかせんから!!」




貴「…へ?」




崇裕「望住むなら嫌やけどAの弟やから
許す…



流星とか神ちゃんとかそのへん！



特にしげは一緒に暮らすとか許さんからな」









…そうやった









たーくん、アホやん。

番外編【3】→←番外編【1】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す