10話 ページ11
朝濱ちゃんと別れ
2階に上がると廊下には文ちゃんがおった
貴「おはよ、文ちゃん」
浜中「あぁA…
病気のことはみんなに言わんでええけど
転校するっていう設定でみんなに言わへんか?」
貴「そうやね!!
急におらんようになったらあかんもんな…」
ｶﾞﾗｯ
浜中「席つけー!!しげ、席戻れ」
大毅「文ちゃんAは?」
浜中「そのことで大事な話があるからな
A入ってきてええで」
緊張の中教室に入った
ななみ「A〜!おはよ」
貴「おはよ」
浜中「1回しか言わへんから
ちゃんと聞いとけよ〜
Aは今月の26日に転校することになった
海外の学校やから中々会わへんと思う…」
大毅「え?ちょ、嘘やん」
ななみ「へ?マジで言うてるんやんな…」
私が頷くと
智洋「なんでまた急に、」
貴「私も理由は分からへんけど
そうなってた
学校に来る日数は5回しかありませんが
みんなとたくさん思い出作りたいです」
浜中「Aの弟は残るらしいから
みんな…仲良くしてな
じゃあ席ついて」
無言で席についてLHRが終わった
授業の準備をする私に
話しかけてくれたのはあの3人
ななみ「なんでなん!?」
貴「ごめんな、3人にはちゃんと話しとこうと思う
海外に行く理由」
大毅「おぉ」
私は脳腫瘍のこと…
余命のこと…
症状のこと…
全部話した
貴「お願いがあって…
濱ちゃんには言わんといてほしい…。」
智洋「でも、」
貴「絶対に言えんことやん…
こんなこと
彼女が余命あるとか嫌やろ?
ま、3人とも仲良くしてな!!」
ななみ「A」
貴「ん?」
ななみ「24日空けとけ」
貴「命令やしw
ん、分かった」
日本を離れるまでのカウントダウンは後10日
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橙なちゅ。(プロフ) - 板ちゃんさん» ありがとうございます！！そんなふうに言っていただけて嬉しいです!! (2017年3月28日 20時) (
レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
橙なちゅ。(プロフ) - あいさん» ありがとうございます！泣いてまでいただけて嬉しいです!! (2017年3月28日 20時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
板ちゃん - 本当にこの作品最高です！感動しました！この作品に出会えてよかったです！！ (2017年3月28日 14時) (レス) id: d85f969677 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 凄く良かったです！感動しました！占ツクで初めて泣きました！！！！大号泣です！笑ありがとうございました！ (2017年3月28日 12時) (レス) id: a021cfbfe1 (このIDを非表示/違反報告)
橙なちゅ。(プロフ) - 乙葉さん» この小説を読んでいただきありがとうございました！！そう言ってもらえて嬉しいです!! (2017年3月21日 23時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：橙なちゅ。
| 作成日時：2016年12月8日 20時
