夜のNo.1を好きになったチャラい先輩【Nozomu】

24話 ページ26

望「Aちゃんが先に帰るからやろ？」





貴「は?逆ギレ？

女に言い寄られてニヤニヤしてたのに」




望「ニヤニヤらしてへんし



せっかくAちゃん待ってたんに」





貴「…



一緒に帰れんかったのは誰のせい？



チャラいの嫌って言うたやん」




望「じゃあ付き合わんかったら良かったやんか」





貴「…は?





もう意味分からん」






私は荷物を持って小瀧の家を出た







自分の家について部屋に行き





鍵を閉めた









私は悪くないんや…





はぁぁぁぁ…







部屋の電気をつけずに





携帯を握りしめていた







連絡先知らん時点で





恋人ってことはおかしいんやんな…





ｺﾝｺﾝｯ








貴「はぁーい」






誰…?



こんな夜中に





部屋の鍵をあけると






「玄関開いとるとか不用心やな」






貴「…しげ」







大毅「なんや?真っ暗やんかぁ



電気つけるで?」





貴「うん」






大毅「Aの家久々やなぁ」




貴「…そうやね」




大毅「何あったん?



泣いたやろ」





貴「しげ…私、喧嘩した」






大毅「あ、そうなんや…」






貴「せっかくしげが場所教えてくれたのにな」





大毅「あ、聞いたんや」





貴「…うん




なぁしげ…



ほんまに私小瀧の事好きなんかな?」







大毅「…今やったら




Aを奪えるってこと?」






貴「え?」





大毅「冗談やよ」





ビックリした…






ベッドに寝転がったしげは





大毅「どうしてほしいん?」







そう聞いてきた






貴「ギュってしてほしい」






大毅「しゃあないなぁ




こっちへ来たらええよ」





しげに腕を引っ張られて





ベッドに入った__2時すぎ

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