◎ 素敵な誘拐。《JW》 (ページ7)

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6話。ページ7

貴方side

淳太「名前は？」

自分たちの名前を先に名乗ってほしいわ、

大毅「あんな！「しげに聞いてないわ！」

すばやく唇オバケが突っ込んだ

貴「黒瀬Aです。
Aって呼んでください。
高校2年生です」

淳太「俺らは誘拐犯や、

グループ自体はWESTって警察にも知られてるけど
この場所とは知らんし、
顔も名前も知らん。」

貴「へぇ」

ほんまに誘拐犯なんやな

崇裕「ここな！みんなで住んでんねん

キッチンもあるし
寝る場所もあるし
なんでもあるんやで」

生活はできるんか、

貴「ふ～ん。

ねぇ、誘拐ってさ…

そんなに楽しいの？」

照史「当たり前やん。

頭使うし、体使うし、

めっちゃおもろいんやで！」

貴「じゃ、もっと面白い誘拐しよ？」

「「「は？」」」

え？なんかおかしいこと言ったかな？

智洋「ほんま、爆弾発言するよな」

貴「え？なんか言った？」

流星「ほんま、こういう子を探してた！」

淳太「面白い誘拐か、例えば？」

貴「例えば？

んー、誘拐された私が学校に行かないのは当然のこと。

でも、誰も心配はせん」

あっ、親友って言ってた子の反応がみたいな～

貴「私の学校にさ、私を誘拐したって電話してや

現金5000万円で返す

って言っとくけど私は誘拐されたまんま

友だちとか先生の反応がみたい。

誰も私のことなんか心配なんてしないから、さ」

淳太「まぁ、ええ考えなんちゃう？

流星と望が潜入係で
学校に高校2年生として入学するから

職員室と教室に監視カメラ置いてきて」

望「学生か！

コスプレやな」

大毅「よっ！二児のパパ！」

なんやこの人ら

照史「黒瀬A

大阪1頭のいい高校2年生。
学年トップながら
運動神経も抜群。

高1の時、陸上部に所属してて
100mハードルは近畿1位の実力者。

高2の夏、退部。

ってことで、あってる？」

貴「あってるけど…

なんでそんなん知ってんの？」

照史「今調べた。

パソコン得意やねん」

貴「あー、なるほどね」

作戦は明日から行うことになった

こんな急に決まるもんなんやな。