◎ 素 敵 な 誘 拐 。《JW》

10話。 ページ11

貴方side




望「ってかさ、Aって料理できるん？」




貴「できるわ」




望「へー」





貴「いっつも料理してるし」






望「ふーん、一人暮らしなん？」







貴「そうやで」







のんちゃんはみんなの分のサラダと炊き込みご飯作るって言うから



私はハンバーグと味噌汁。






栄養考えて野菜だらけにしといたろか？






それにしても…






8人前は多ない？







それから30分。






できたー、






腕痛ーっ。






貴「のんちゃんできたー」





望「え？はや！うわっ、美味しそう。」




貴「ありがとー」





望「こっちも手伝ってや」





は？







うん、空耳やな、なんも聞こえな〜い。






貴「あっ、お皿どこ？」






望「え？無視？！」






…。






あっ、お皿あったわ。




貴「これ、使ってもいい？」




望「また無視や！いーよ！使っても！」




あっ、拗ねた。






ちょっとめんどくさい笑






貴「のんちゃん」





望「…」





貴「のんちゃん！」






望「…」






貴「のん！」






望「…」







貴「望！」






望「ん？」




おっ、反応した笑




貴「なんで無視してんの？」





望「俺のこと無視したもん！」






こいつは、ガキか。




貴「ごめん、」





望「許す！」






はやっ、




貴「のんちゃんはやくご飯作ってー」






望「そんなん言うんやったら手伝ってぇや、」






貴「遠慮しとくわ」





望「おい！！」







それから10分後







やっとのことでご飯ができた

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