検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:4,303 hit

恩人 ページ16

私は、その日も電車で帰宅した。

でも、いつもと違い、赤髪でとても目立つ人が入ってきた。

こわいなぁ。

と、思ったけど、電車は混雑していて彼の近くになってしまった。

少しして、何故かお尻に違和感を感じた。
はじめ何されているのか分からなく、理解に遅れた。私は確実に痴漢されていた。

気持ち悪くて、声を出そうと思ったけど。

ぇ、ぁ、あ、、の。

怖くて、声が出なかった。また涙が出そうになったその時、、、




?「おい、おじさん。その人困ってんじゃん。早く手どけろよ。あと、それ痴漢だから。警察呼ぶよ。」


赤髪のお兄さんが助けてくれた。




次の駅に着いた時、赤髪のお兄さんは痴漢のおじさんを駅員さんに引渡し、


大丈夫?

と、ぶっきらぼうに話しかけてくれた。



赤髪のお兄さんには、謎の安心感があった。

そしたら、また涙が出てきて。


お兄さんはビックリしていた。


ごめん!!!!もっと早く気づけてたら良かった。。。


て、お兄さんが言うから、久しぶりに優しさを感じた。


それから、私は泣き止んで、お兄さんが話を聞いてくれた。

話していて、彼もYoutuberだと聞いた。グループで活動していると。


お兄さんが、

おれ、エイジって言うから。お兄さんはやめてね(笑)

って、優しい笑顔で言うからまた少し泣いた。


帰り際に、L INEを交換して、

なにか困ったらLIN Eして

と、言って、送ってくれた。



その日の夜、赤髪のお兄さんエイジくんとLIN Eをして、私の気持ちは晴れやかになった。



次の日、りくがまた迎えに来てくれてて、一緒に自転車で登校した。

いつもの元気でおはよーーーう!って挨拶したら、少しびっくりした顔をしてから、おはようって返してくれるりくに感謝した。





もしかしたら、その時から少しずつエイジくんに惹かれてたのかも。

告白→←別れと出会い



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:来桜 | 作成日時:2017年5月31日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。