Blue×Yellow eyes (ページ46)

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玲於 side

隼『玲於、起きろよーーーーーー！』

玲『うわ！』

隼『やっと起きたー。
一番前のクセによくそんな寝れるなー。』

玲『∑(￣□￣)ふわー

だってあの先生ゆるいし』

A『コラッ(＃｀д´)』

玲『痛っ！』

Aに思いっきりデコピンされた
地味に痛てぇ(+_+)

A『そんな佐野くんにお手紙でーす』

隼『え！またラブレター？
さすが、モテ男は違いますねぇ～』

またかよ……
正直言って女子に興味無い

俺にはダンスだけで十分。

てか、隼もモテるじゃん

玲『ラブレターならいらない』

A『ラブレターじゃないよ。
涼太くんから渡されたの』

隼『なぁーんだー。ラブレターじゃないのか

でも、涼太くんからのラブレターだったりして(笑)』

玲『まさか(笑)』

隼『そのまさかのまさか、かもよ？』

A『隼は無視して早く読んでー』

玲『最初からそのつもり』

隼『なんかお二人さん酷くないですか？』

4つ折りにされた手紙を開いた。
そこには“え？開いたの？バカじゃね？騙されてやんのー”

玲『は!?』

A『引っ掛かったー！』

隼『うぇーい←』

騙された……

そうじゃん、涼太くんが手紙なんか書くわけないし(´･_･`)

キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン

A『あ！チャイム鳴った。
じゃあ、またお昼休みねー』

そして、昼休み。

玲『A～。チョコいる？』

A『どうしたの？お菓子持ってくるなんて珍しい。』

玲『いいから！手出して』

A『うん。』

玲『はいどうぞ！』

俺が手にのせたのは友だちに借りたゴキブリのおもちゃ。

A『…………。』

何、この反応!?

A『……。これは岩ちゃんにあげないとダメじゃん！』

玲『へ？』

A『私に虫効かないよー』

何それー(´･_･`)
俺の仕返しドッキリは大失敗した。