Blue×Yellow eyes (ページ41)

今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:186,041 hit

39 ページ41

広臣side

アジトのリビングでコーヒー飲みながら音楽を聴いてたら急に玄関が騒がしくなった。

直『いやー。あそこのコーヒーとクロワッサンはマジで美味いから！』

A『じゃあ今度連れて行ってくださいよ！』

直『全然いいよ！』

A『ホントですか♡ヤッター♡』

直人さんとAが一緒にやってきたらしく、スイーツの話題でめっちゃ盛り上がってる(笑)

A『あ、臣！ただいま～』

直『ただいま』

臣『おかえりー。さっき、
クロワッサンの話めっちゃ聞こえてたよ』

A『盗み聞きなんて趣味わるー』

臣『二人の声がでかかったら仕方ねえじゃん』

直『もしかして臣も行きたいの？』

A『あー。そういうことか』

臣「いや、そういうことじゃなくて」

直『遠慮すんなよ～！じゃあ今から行くか！』

何でそうなった!?
今から？

A『行く行くー！』

直『ついてこーい！』

というわけで何故か俺も行くことになった

A『直人さん！これめっちゃ美味しい！

こんな美味しいクロワッサン初めて』

直『だろだろ！しかも、このコーヒーと相性バツグンなんだよね♡』

俺は勝手に連れだされただけだから
傍らで二人が食べてるのを見ながらドーナツを食べる。

直『美味かったー♡』

A『直人さん、ごちそうさまです！』

臣『ごちそうさまです』

直『それでさ、Aはアジトには住まないの？』

A『え？』

直『ずっと思ってたことなんだよね

俺たちのために毎日、来てくれるのは嬉しいけど

遠いのにわざわざ来るのも帰るのも大変そうだし。

だからいっそのこと住んじゃったら？』

A『そんな…
迷惑じゃないですか？』

臣『俺達の中にそんなこと思ってるやつなんかいると思うか？

しかも、学生の玲於と隼と涼太以外は全員あそこに住んでる。』

直『だからAもおいでよ？

今すぐとは言わないし今の家の事もあるだろうから住めるようになったら言ってよ！』

A『私のためにホントにありがとうございます。』

直『そんな気にしなくていいから』

もしかして直人さん、このこと話すためにAと俺を連れだしたのか？

てか、Aが住みだしたら今よりうるさくなりそう(笑)