Blue×Yellow eyes

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✲You side✲

私は明日の朝に退院できるらしい
時計を見ればもう日付が変わる

A『岩ちゃんはまだ帰らないの？』

剛『うん。ちょっとAちゃんに
話さなくちゃいけないことがあってね』

何だろ？
岩ちゃんが真剣な顔になる
私も少し緊張する

剛『実は俺が探してる女の子がAちゃんだったんだ
さっき分かったことなんだけどね』

A『その事なんだけど私が寝てる間に
夢で岩ちゃんがそのことを伝えに来たんだよねｗｗｗ』

剛『俺そんなことしてたんだｗ
いきなりなんだけど俺たちの族にこない？』

それって私が3JSBとGENEに入るっていうこと？
いいのかな？確かずっと14人でやってきたって聞いた
そんなとこに私が入ったら他の人たちに迷惑じゃん

剛『色々迷うことあると思うんだけど
Aちゃんを喧嘩に連れていったりしないよ
俺たちのそばにいてくれるだけでいい』


そういうことか
だったら行きたいな！楽しそうだし

暴走族なのに岩ちゃんがこんなにいい人なんだから他の人もいい人だよ

A『分かった。
でも私に拒否権ないよね？貼り紙に絶対連れ出すって書いてるんだから』

岩ちゃんがものすごくハテナ顔で見てくるんですけど


剛『貼り紙なんて知らないよ？
Aちゃん探してたこと誰にも言ったことないし』

え？でも貼り紙は確かにあった

A『じゃあ誰かの悪戯なのかな』

剛『分かんない。とりあえずよろしくね
あとLINE交換しよ。明日コンタクト買いに行くんだし』

そうだった。明日はコンタクト買いに行くんだ

A『OK！じゃあ退院したら連絡するね』

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