4角片想い Sano Reo

いっぱい ページ17

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白濱「あ、Aちゃん‼
やっほー‼」

『亜嵐くん、こんにちはー。』






今日は、あれから数日後。

久しぶりのGENEの取材。





亜嵐くんから、もらった香水をふりかけて、

亜嵐くんからもらった、ネックレスを首にかけて。





それだけで、なぜか胸が亜嵐くんでいっぱいになる。







今日は日菜子ちゃんがいない。


いつもだったら、迷わず玲於くんのとこ行くのに、今日は亜嵐くんの方に足が動いてしまう。





『この前は、ほんとありがとう‼』

白濱「あー、全然‼
むしろ、俺がありがと。
すっごい楽しかった。」



佐野「…この前って、なに？」





なぜか少し不機嫌そうな玲於くん。





『この前、亜嵐くんと買い物行ったんだー。』

佐野「…へー。
それでそんなにデレデレしてんだ。」





…は？







『別に、デレデレなんてしてないし‼』


佐野「亜嵐くん、イケメンなんだから、遊ばれてるに決まってんじゃん。」


『なんで玲於くんにそんなことっ‼』
白濱「遊びじゃないよ？玲於。
そんなこと、玲於が一番分かってんじゃないの？」






佐野「…知らねーよ。」








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