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「…後ろからつけて来てるね」
「え、本当?」
後ろを振り向こうかと思ったけど、徹に後ろ向いたら分かってるのバレちゃうからだめ。と耳打ちされた
「どうしたものか…まぁ、及川さんの家に入れば安心していいよ✩」
星が気になるけど彼なりに明るくしてくれているんだろうからありがとうございます…と言って顔を徹のうなじ横に埋めた
「ッ…ッ!!こそばゆい!」
「え、あ、ごめん。気付かなかったよ」
次はうなじ下に顔をつけて腕を首に緩く巻いた
「ん〜、落ち着かないな…」
「なんて言った?」
徹が喋ったのは聞こえたけどなんて言ったのかまでは分からなかった
「徹、今から背中に書く文字当ててね!一回しか書かないから!」
告白…わからなかったらもう諦めよう。そう、気軽に背中で揺れているうちに決めた。
分からなかったらそれまで。きっぱり諦めよう…
「じゃあ一文字目!…二文字…三…四…五…終わり!」
伝われ!という気持ちで書いてみたけど徹は黙っている…もしかして一文字も分からなかったとか?
「…ごめんちょっと下ろす。わからなかったから考えてみる!あ、歩ける?」
「う、うん」
徹に下ろされ隣を歩く…徹は「…言わ?違うよね…うーん?」と考えている
やっぱり分からなかったかな?
「そうだ!俺も背中に書く、なんて書かれたか同時に発表するのはどう?」
それってわからなかったって受け取るべき?
「良いよ」
前にまわって歩く、徹は無言で文字を書く
お、ゆ、し、こ、す、き…?
オユシコってなんだ?手に書いてみると、おゆも好きになった
俺もってことかな?すると…俺も好き
「良い?」
「OKじゃあ…せーの!」
「俺も好き」「徹好き」
伝わってた…それだけで涙が溜まる
「分かったかわからないけど…ずっと前からAのことが好きだった。付き合って下さい!」
「わ、私こそ!」
涙を抑えきれないで徹に抱きつく。すると徹は後ろに向いて「おれのだから!」と言い放って私の鼻先にキスを落とした
すると走っているのかバタバタバタッと音が遠ざかっていった
「消えたね…A…彼女ってことで、いいんだよね?」
「勿論!」
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なっちゃん(プロフ) - かりんさん» ありがとうございます!オチは…考えておきます!個人的にセッター組が好きなのでそれはしないと思います!笑 (2017年9月14日 20時) (レス) id: 6956eec404 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - やっぱりオチは及川さんがいい!!←お願いいたします更新頑張ってください!!応援してます! (2017年9月14日 20時) (レス) id: f35e671262 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なっちゃん | 作成日時:2016年12月30日 0時