初恋サイダー

爽やか ページ3

貴方side




.




「うっまー！！」




淳太「そんな褒めんとってよ〜」




「褒めてへんわ」




淳太「褒めてるわ笑」









うっまって言っただけやん。









それだけで褒められたって思えるて

単純なやっちゃな。









「どんだけ料理特訓したん？」




淳太「え？おかんの料理しとるとこ
見とっただけやで？」









おかしいやろ！！おかしすぎやて！！









そんなんでこんな料理上手なったら

世の中の女子そんな苦労してへんで！？









やっぱり淳にぃは人とは何かが違うんやな。









「ていうかここ、家族全員で住んどってなかった？」




淳太「ああそやで？せやけど俺が
一人暮らししたい言うたら親が
ほんならここ淳太の家にせえや！って言われてん。
あたしら他の場所に住むから！！って」









…さすが金持ちの中間家。









やることが違うわな。









あたしらの一般家庭とは明らか違うわ。









そんなボンボンのお坊っちゃんに

小さい頃遊んでもろっとった言うたら

皆はどんな反応するんやろ。









1回言うてみよか。反応が楽しみや。

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