ep395 ※ピョンテ注意 ページ45
A[(照)]
目を瞑っているから
頭の中でしか想像できないけど
その光景を想像しただけで
いっぱいいっぱいになる。
ギョンスくんは何度も鎖骨から顎までを
行ったり来たりと舌を這わせて
私はその度にキュッて押し寄せる波に耐えた。
DO[…A…]
今度は私の耳に唇を押し当てて
囁くように私の名前を呼ぶ。
ほとんど声にならないような
吐息混じりの声がゾクゾクする。
DO[…セフナの頬は、柔らかかった？]
A[…ぇ…]
いきなりの質問に
頭の中が混乱する。
固まった私の頬に
ギョンスくんは触れる。
そしてもう一度耳元で囁く。
DO[覚えてないの？セフナにキスしたこと。]
A[……(汗)]
セフナにキス…？(汗)
私が…？(汗)
頭の中で記憶を巻き戻してみても
そんなの、どこにもない。
A[……(汗)]
…まさか…酔ってたとき…？(汗)
DO[…はぁ…]
ギョンスくんのため息が耳にかかると
また思い出したように体がゾクゾクする。
ギョンスくんは私の顔の横に肘をついたまま
私の顔を覗き込んで…
DO[……]
A[……(照)]
肘をついた手と反対の手で
ギュッと私の頬をつまんで睨んでる。
DO[…俺がいない時は、お酒禁止。]
A[…ギョンスくん…]
DO[A、お酒飲むと甘えたくなるらしいよ。セフナが言ってた。酔ってたとしてもキスするとか、ムカつくんだけど。しかも記憶なくすし。]
A[ご、ごめんなさい…(汗)]
ギョンスくんは睨みながら
今度は私の頬を片手で潰す。
DO[約束して。俺がいない時にお酒飲まないって。]
頷いて返事をする私。
DO[約束破ったら…どうしようかな…“ご飯抜き”はダメだし…A、元々あまり食べない子だから…]
A[(汗)]
ギョンスくんはブツブツ言いながら悩んでる。
DO[そうだ…最近やってない、朝食リクエストはどう？しかも罰ゲームだから、朝食じゃなくて夕食ね。フルコースの。]
A[(汗)]
DO[実際はそんなんじゃ許せないかもしれないけど…わかった？]
…いや、充分罰ゲームだよ(汗)
夕食のフルコースを作るなんて
何時間かかるの？
DO[わかった？]
A[ほ、ほぁい(汗)]
頬を潰された状態のままそう言うと
睨んでたギョンスくんは
「かわいい」って口元を緩ませた。
そしてまたキスをすると
今度は深く、深く
ギョンスくんの柔らかい舌が入り込んで来る。
A[んっ…]
こんなキスをするのは2回目。
唇の感触も舌の感触も
少し前まで知らなかったのに
愛しく思う自分がいた。
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natsu(プロフ) - ｕｒａｒａさん» そうです！私も何度も見るぐらい大好きなんです(^^) ギョンスくんは真剣に語るのに、私は寝るっていう…wwでもそんな私を見て呆れながらも愛しくなっちゃうギョンスくん！！羨ましい！！ww (2014年8月15日 1時) (
レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ｕｒａｒａ(プロフ) - プラダを着た悪魔ですか！？私大好きなんです☆ 好きな小説に好きな映画のワンシーンが出てきて興奮☆ (2014年8月14日 23時) (レス) id: 886754f3dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2014年8月13日 21時
