ep381 【DO Side】 ページ31
【DO Side】
Kのメンバーだけで
韓国で活動をし始めてから20日が経つ。
Mのメンバーが中国へ飛び立つと必ず
リビングの壁に掛かったカレンダーに
帰国までの日にちをカウントダウンしながら
×印を書くジュンミョニヒョン。
赤ペンで大きく今日の日にちに印を書くと
心なしか嬉しそうにヒョンは微笑んだ。
SH[もうすぐ帰ってくるね(^^)]
そう言うとヒョンは
ソファの俺の横に座った。
SH[今日はベクとチャニョルは外食だって。]
DO[あぁ、そんなこと言ってましたね。]
SH[カイは？]
DO[友達と会うって、出掛けて行きました。]
SH[そっか…で、セフナとAは散歩だろ〜？]
DO[……]
ジュンミョニヒョンは横から
テレビを見る俺の顔を探るように覗く。
DO[…なんですか？]
SH[いや(^^)(汗) なんでも]
DO[なんでもなくないですよね？]
俺が言葉を遮るようにそう言うと
ジュンミョニヒョンはまた困った笑顔。
ヒョンは最近いつもそうだ。
俺の気持ちを探るように
じっと顔を覗き込んでくるくせに
“なんでもない”ってごまかす。
まぁ…実際、ごまかしきれてないんだけど。
いつもはそれでも気付かない振りをしていたけど
いい加減面倒になって聞いてみた。
SH[……(^^)(汗)]
DO[なんですか？聞きたいことがあるなら、ちゃんと聞いてください。]
SH[…うん(^^)(汗)]
DO[……]
…まぁ、その内容も
なんとなく想像つくけど。
ヒョンは気まずそうに笑いながらも
意を決したように話を切り出した。
SH[あ、あのさ…]
DO[……]
SH[Aと…ケンカした…？(^^)(汗)]
…ほら。
そんな内容だろうと思った。
そう思いながらも
頷くことも首を横に振ることもできず。
ヒョンはそんな俺を
だんだん深刻そうな顔をして見てる。
DO[……]
俺が返事に困る理由…
それはここ最近
Aとうまくいってないからだ。
仕事でもプライベートでも
仕事以上の会話をすることもなければ
以前のようにAの部屋に行くこともない。
それどころか
目を合わすこともない。
SH[…やっぱりそうなの？]
ヒョンは今度は笑わなくなり
真剣な顔でため息をつく。
SH[何があったの？ギョンス達、仲良かったじゃん。2人でいるといつも楽しそうだし…]
DO[…わからないです。]
SH[“わからない”って…]
DO[……]
また大きなため息。
そして俺の頭をわしゃわしゃと撫でると
ヒョンは悲しそうに呟いた。
SH[最近、みんな変だよな…Aもギョンスも他のみんなも…なんかバラバラだよ。]
ep382 【DO Side】→←ep380 【SHN Side】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 570人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
natsu(プロフ) - ｕｒａｒａさん» そうです！私も何度も見るぐらい大好きなんです(^^) ギョンスくんは真剣に語るのに、私は寝るっていう…wwでもそんな私を見て呆れながらも愛しくなっちゃうギョンスくん！！羨ましい！！ww (2014年8月15日 1時) (
レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ｕｒａｒａ(プロフ) - プラダを着た悪魔ですか！？私大好きなんです☆ 好きな小説に好きな映画のワンシーンが出てきて興奮☆ (2014年8月14日 23時) (レス) id: 886754f3dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：natsu
| 作成日時：2014年8月13日 21時
