ep380 【SHN Side】 ページ30
【SHN Side】
SHN[ヌナ？(汗) どうしたの？(汗)]
声を上げて泣くヌナは
何も答えてくれなくて。
でも、一度だけ。
泣き声の合間に
こう聞こえた気がした。
“寂しい”って…
|
|
|
CY[A！(汗)]
BK[おい、どうした？(汗)]
しばらくして駆け付けてくれたヒョン達。
2人は僕の腕の中で
泣き疲れて眠るヌナを見て
唖然としてる。
BK[…A、どうしちゃったわけ？(汗)]
CY[泣いてるじゃん…]
チャニョリヒョンは下唇を噛みしめると
目を涙で潤ませてる。
SHN[なんか…今日のヌナ、おかしかったんです。]
BK[どうおかしかった？]
SHN[なんか…“私がいない方がいい”とか言ってて…]
CY[そんな…(汗)]
BK[……]
SHN[ギョンスヒョンだけじゃなくて、みんなそう思ってるに決まってるとか]
BK[そんなわけないだろ？まったく…]
僕の言葉を遮るようにそう言うと
ベッキョニヒョンは頭をわしゃわしゃして
その場にしゃがみ込んでしまった。
BK[なんでそんな風に思うんだよ…いない方がいいなんて、思うわけないじゃん。]
CY[俺達のせいなのかな。俺達が避けるみたいなことしたから…]
チャニョリヒョンは涙を飲み込むと
「ごめんな」と言いながらヌナの髪を撫でた。
SHN[ヒョン達…ヌナのこと、避けてたんですか…？]
CY[あ、いや…避けてたって言うか…(汗)]
BK[…避けてたよ。]
SHN[……？]
どうして…
だからヌナはずっと
元気がなかったんだ…
BK[仕方なかったんだよ。俺達にも事情があった。]
SHN[どんな事情ですか？]
BK[……]
CY[……]
お互いに顔を見合わせたヒョン達から
今までヌナを避けていた理由を聞いた。
どうしてそんなことをしたのか
僕の中で理解できない部分はあって
それに対する怒りみたいな気持ちもあったけど
それよりも悲しそうなヒョン達の顔を見たら
何も言えなかった。
CY[…帰ろう。]
そう言うとチャニョリヒョンは
ヌナに背中を向けてしゃがむ。
だから僕はその背中に
おんぶさせるようにヌナを乗せた。
ヌナを背負うチャニョリヒョンの後ろで
並んで歩く僕とベッキョニヒョン。
BK[…お前、ギョンスに連絡した？]
SHN[…してないです…けど…]
僕の言葉を聞くとヒョンは
あちゃーって顔をして、ため息。
そして小さな声で
「もう限界だな…」って呟いた。
|
|
|
それから宿舎につくと
玄関まで出迎えてくれた
スホヒョンとギョンスヒョンが
チャニョリヒョンの背中で眠るヌナを見て
すごく驚いた顔をしていた。
ep381 【DO Side】→←ep379 【SHN Side】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 570人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
natsu(プロフ) - ｕｒａｒａさん» そうです！私も何度も見るぐらい大好きなんです(^^) ギョンスくんは真剣に語るのに、私は寝るっていう…wwでもそんな私を見て呆れながらも愛しくなっちゃうギョンスくん！！羨ましい！！ww (2014年8月15日 1時) (
レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ｕｒａｒａ(プロフ) - プラダを着た悪魔ですか！？私大好きなんです☆ 好きな小説に好きな映画のワンシーンが出てきて興奮☆ (2014年8月14日 23時) (レス) id: 886754f3dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：natsu
| 作成日時：2014年8月13日 21時
