ep377 【BK Side】 ページ27
【BK Side】
ハッピーウィルスを除菌されたかのように
ショボくれた顔ばかりするチャニョル。
いつもニコニコ・ワーワーうるさいヤツが
急に静かになるなんて。
毎晩のように俺の背中に抱きついては
俺のTシャツの背中の部分で涙を拭いて
ぐちゃぐちゃにしやがる。
こいつも俺みたいに
今回のことで相当キテるみたいだ。
だから焼肉に連れ出していると
セフナから電話が。
BK[もしもし？セフナ？]
SHN[ヒョン！(汗) 今どこにいますか？(汗)]
焦ったように息の荒いセフナ。
SHN[今、僕達公園にいてっ(汗)]
BK[うん。]
SHN[それで(汗) 今、お酒(汗)]
BK[え？なに？]
「あぁ〜大丈夫ですかぁ〜(汗)」と
セフナの声が聞こえる。
だけどそれは俺に向けてではなくて
他の誰かに向けられているみたい。
何が何だかわからないけど
セフナはとにかく焦ってて。
BK[とりあえず落ち着けよ。]
俺の言葉でチャニョルは
何事かとこっちを見つめてる。
その大きくなった目や耳は
電話の内容に興味深々のようだ。
BK[セフナ…今、公園にいるのか？]
落ち着かせるようにゆっくり聞くと
セフナは大きく息を吐いて答える。
SHN[ぁ…はい、公園にいます。宿舎の近くの。]
BK[おう、誰といるんだ？1人か？]
SHN[いや…ヌナと…(汗)]
Aと…
あの、いつもの“散歩”か…
BK[……]
いいよな、セフナは…
マンネだからかもしれないけど
ルハニヒョンもセフナには甘いだろうし
きっとギョンスも嫉妬しないだろう。
CY[…ベク？どうしたの？]
BK[あ、いや…]
不思議そうな顔のチャニョルを見てると
耳に当てた携帯電話から
未だに焦ってるセフナの声が。
SHN[あぁ！(汗) ヌナァ！(汗) やめてください！(汗)]
BK[おい、どうした！？(汗)]
思わず前のめりになった俺につられて
チャニョルまで身を乗り出す。
SHN[ヌナがぁ〜(汗) 酔っ払って大変なんですぅ〜(汗)
BK[はぁ！？(汗)]
“酔っ払って”！？(汗)
BK[酒飲んだのか！？(汗)]
「酒！？(汗)」と驚くチャニョルの目は
今にも落っこちてしまいそう。
SHN[はい(汗) 僕は止めたんですけど]
そこまで言いかけたところで
背後からAの声が聞こえる。
A[セフナァ〜ヌナとちゅぅしよぉ〜？]
SHN[あぁ、ヌナ！(汗) もうやめてくださいよぉ〜(汗)]
BK[(汗)]
最悪だ…(汗)
最悪な光景が頭をよぎる。
“ちゅう”？(汗)
Aが？(汗)
セフナに？(汗)
BK[バカセフナ！(汗) 今すぐAから離れろ！！(汗)]
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natsu(プロフ) - ｕｒａｒａさん» そうです！私も何度も見るぐらい大好きなんです(^^) ギョンスくんは真剣に語るのに、私は寝るっていう…wwでもそんな私を見て呆れながらも愛しくなっちゃうギョンスくん！！羨ましい！！ww (2014年8月15日 1時) (
レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ｕｒａｒａ(プロフ) - プラダを着た悪魔ですか！？私大好きなんです☆ 好きな小説に好きな映画のワンシーンが出てきて興奮☆ (2014年8月14日 23時) (レス) id: 886754f3dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2014年8月13日 21時
