ep374 【SHN Side】 ページ24
【SHN Side】
SHN[ヌナぁ〜、行きましょぉ〜]
ヌナの部屋のドアをノックすると返事を待つ。
しばらくするとヌナはニコッと笑いながら
部屋から出て来てくれて
それがOKの合図になっていた。
最近、宿舎に着くと必ずと言っていいほど
ヌナと2人で散歩に出かける。
きっかけはなんだか最近
元気のないヌナを励まそうと思って
一緒にお菓子を買いに行ったことから。
その次の日はジュースをヌナが奢って。
その次の日はアイスを僕が奢って。
日替わりでいろんなものを買っては
宿舎の近くの公園で食べて帰ってくる。
大体1時間ぐらいの散歩だけど
僕が知ってる限りだとこの時間が
1番ヌナが笑ってる時。
A[あぁー、辛い！(汗)]
今日は屋台でトッポッキを買って来た。
あまりの辛さにヒーヒー言うヌナに
2人で飲もうと買ったお水のボトルを開けて渡す。
SHN[ここのトッポッキ、辛いって有名なんだよ(^^)]
A[なんでそれを先に言わないのよ〜(汗)]
SHN[え？ヌナは辛いもの平気でしょ？]
A[そんなことないよ、食べ慣れてないもん。]
SHN[そっか。]
ヌナはボトルの残り半分もないぐらい
お水を一気に飲んで。
僕の分なんかほとんど残ってない。
なのにこのトッポッキの辛さに
僕までヒーヒーしてきちゃって。
SHN[ヌナ、お水ください(汗)]
A[はい。]
渡されたボトルには残り二口分ほどのお水。
僕は思わず噴き出しそうに。
SHN[ぶっ(笑)]
A[セフナ？(汗) 大丈夫？(汗)]
「お水、お水…」と言いながら
近くの自販機に掛けてくヌナって
本当におもしろい(笑)
ヌナ、水飲み過ぎ(笑)
たった二口分ぐらいしか残ってない(笑)
A[はい、早く飲んで？(汗)]
キャップを外してくれたヌナから
ボトルを受け取り飲み込む。
SHN[ぷはぁっ、僕、死ぬかと思った(笑)]
A[韓国人のセフナでも、辛いものは辛いのね。]
SHN[当たり前でしょ？(笑) 僕をなんだと思ってるの？(笑)]
「びっくり人間じゃないんだから(笑)」と笑うと
ヌナは頬を膨らまして拗ねた顔。
僕もその顔を真似すると
2人で顔を見合わせて笑った。
A[(^^)(笑)]
SHN[(^^)(笑)]
最近、表情がなくて人形みたいなヌナだけど
こうやってトッポッキが辛くて焦ったり
僕を心配そうな顔をしたり
拗ねて頬を膨らませたり
おかしくなって笑ったり
僕の前ではいつものヌナ。
きっと僕にはわからない
いろんなことを抱えてるんだと思うけど
僕の前ではいつものヌナでいさせてあげたいな…
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natsu(プロフ) - ｕｒａｒａさん» そうです！私も何度も見るぐらい大好きなんです(^^) ギョンスくんは真剣に語るのに、私は寝るっていう…wwでもそんな私を見て呆れながらも愛しくなっちゃうギョンスくん！！羨ましい！！ww (2014年8月15日 1時) (
レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ｕｒａｒａ(プロフ) - プラダを着た悪魔ですか！？私大好きなんです☆ 好きな小説に好きな映画のワンシーンが出てきて興奮☆ (2014年8月14日 23時) (レス) id: 886754f3dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2014年8月13日 21時
