ep657 ページ7
A「もしもし？オンニ？」
「あ、A！着いた？」
A「着いたよ〜すごく暑いね、こっちは…」
「まだ日本は梅雨入りしてないって言うのに…」
A「ムシムシする…ピンス食べたいな…」
「なに言ってるの！やることたくさんあるんでしょ？まずは、もう荷物が届いてるはずだから、その荷解きをして…」
A「ん〜…やっぱり腹ごしらえが先かな…」
「あんた！聞いてるの！？A！！」
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あれから1年。
SMTOWNが終わると
私は正式に東方神起チームに仲間入りして
日本ツアーやアジアツアーで各国に
東方神起のサポート役として着いて行った。
タイでもマレーシアでも
主な私の役割はスタイリストさんのサポート。
それと現地での移動や
食事を取るためのお店の手配。
日本にいる時は日本での作業を
主に取り仕切って何かとパイプ役になった。
たまにユノオッパのお散歩の付き合いと
チャンミンオッパのゲームの対戦相手。
いろんなサポートに回る
マネージャーのようでそうでない
なんとも不思議なポジション。
でもそんな仕事をできたのは1年もなくて
ユノオッパとチャンミンオッパは
今年の夏に入隊してしまった。
入隊前のここ何ヶ月は
仕事なのかなんなのか
わからなくなるような
本当に楽しい日々を
オッパ達の隣で過ごしたけど
実はこんな私を
東方神起チームとして
正式に受け入れてくれたのは
ユノオッパとチャンミンオッパが
希望してくれたからだということを
2人が入隊したあとに聞かされた。
そして…
−−−− ガチャ…
A「お邪魔します…じゃないのか。」
鍵を開けて入ったのは
真っ暗で家具も何もない
無機質な空気が流れる部屋。
A「…ただいま。」
これからはここが、私の新しい家。
幾つも部屋があって
でも、私1人だけ。
私は荷物を置くと
そのままバルコニーに向かって
気持ちいい風を胸いっぱいに吸い込んだ。
A[……]
東方神起チームの仕事が
しばらくお休みの間。
私が配属されたのは
SM Entertainment 韓国本社配属の日本語通訳
及び、アーティストや練習生向けの
日本語教室の運営アシスタント。
SMEの社宅を借りて
今日から一人暮らし…は、いいんだけど…
−−−− ピンポーン
A[…来た来た。]
インターホンに呼び出されて玄関に向かい
鍵を開けるとそこには…
A[はーい？]
DO[ごめんください(^^)]
相変わらず全身真っ黒のギョンスくんが
ニコッと微笑んでそこに立っていた。
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海老天野郎(プロフ) - このお話を読んで、涙が止まりませんでした。とても良いお話を書いてくださってありがとうございます。 (2018年10月3日 8時) (
レス) id: 90d47246b3 (このIDを非表示/違反報告)
咲樹(プロフ) - これからも他のお話等の更新、がんばってください^^素敵なお話を本当にありがとうございました！勉強で疲れていたのですが元気でました！笑 コメント2つになっちゃってごめんなさい、、笑 (2015年8月13日 2時) (レス) id: 4da822150b (このIDを非表示/違反報告)
咲樹(プロフ) - 受験生のため占ツクを控えてたのですが、久々に覗いてみると大好きなこのお話が更新されていて読んじゃいました。笑いままでたくさんのえくそのお話を読んできた中でも一番好きなのがこのお話でした。終盤、本当に感動でした！素敵なお話をありがとうございました^^ (2015年8月13日 2時) (レス) id: 4da822150b (このIDを非表示/違反報告)
ドリムン(プロフ) - ほんとーにこのお話が大好きでした！！(T-T)終わってしまって悲しいですが二人が幸せになれたので良かったです(T-T)番外編待っております！！！(>_<) (2015年7月19日 1時) (レス) id: 675623b116 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - すごく感動しました！読み終わった後もぎょんすとヒロインが離れ離れになるところもすっごくすっごく泣けたし、てか、号泣してました泣 。すごくいいおはなしでした！ (2015年6月29日 20時) (レス) id: bb082c8030 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2015年6月21日 22時
