ep500 ページ50
−−−− チュンチュン
A[……ん…]
鳥の鳴き声が聞こえて
ふと目を覚ました。
瞼を開くとそこには
気持ち良さそうに眠る
ギョンスくんの顔。
A[……(^^)(笑)]
半開きの口が可愛くて
そのぽてっとした唇にキスをすると
鼻の頭と頭をくっつけた。
A[……？]
ふと、頭を上げて
みんなの姿をうかがうと
まだ熟睡中。
私は私のお腹にかかる
ギョンスくんの腕をそっとどかすと
上着を着てまだ薄暗い外へ出た。
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薄っすら白みがかった空は
山の方にまだ少し星が出ている。
私は白い息を吐きながら
海岸へと歩き、腰を下ろした。
A[……]
太陽が登る水平線のそこは
徐々に明るくなっている。
私は日の出を待ちながら
その水平線を眺めて
いろんなことを考えていた。
A[……]
この休暇が終われば
年末の音楽界の授賞式の出席が続く。
今まで以上にスケジュールは
ハードになるだろうけど
カムバから今まで努力してきた結果が
評価してもらえるなら…
今までのすべてを懸けて
パフォーマンスをしないと。
そのために私ができること。
マネージャーとして
みんなのために支えてあげられること…
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「…A。」
A「！？」
呼ばれた方へ振り返るとそこには
「おはよう」と微笑むお兄ちゃんの姿。
A「…ぁ…」
立ち上がろうとするとお兄ちゃんは
「ここにいて」と私を制して隣に座った。
A「……(汗)」
翔太郎「……」
お兄ちゃんは私の隣で
同じように水平線を眺める。
A「……」
2人の間に流れる時間は
ゆっくりとしていて
冬の朝の冷たい空気と波の音に
清々しささえ感じる。
それからしばらく経ち
お兄ちゃんはゆっくりと話し始めた。
翔太郎「…いつ韓国に帰るの？」
A「ん…今日のお昼…」
翔太郎「3日間コンサートやって、日本での休暇は2日間か…アーティスト並みにマネージャーも大変だな。」
A「……え…」
思わずお兄ちゃんの顔を見ると
横目で私の顔を見て微笑んでいる。
翔太郎「…初日、観に行ったんだよ、俺。」
A「…ぇ…観に…って…EXO？」
翔太郎「うん。」
A「……」
…そっか…
観に来てたんだ…
翔太郎「A、連絡せずに行っただろ？住んでる場所もわからないし、いつ日本に帰って来るかわからないし…」
A「……」
翔太郎「EXOが日本でのコンサートに出るって知った時…思わず申し込んでたんだ。そうじゃないと、Aに会えないと思ったから…」
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るん - 弟の名前がハルキなのかヒロキなのか…(._.)２つに分かれてますよ！ (2015年10月25日 23時) (
レス) id: 999eafdf70 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - おかゆさん» コメントありがとうございます(^^)楽しみにしてくれている方のために、毎日更新を目指して頑張ります！まだまだ長くなりそうな気がしますが…ずっとお付き合いいただけたら嬉しいです！wwこれからもよろしくお願いします(^^)！！ (2014年9月16日 22時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ - 初めまして！いつも更新お疲れ様です！初めてコメントするので少し緊張しますが、この小説を読むのが毎日楽しみで仕方ありません！とてもきゅんきゅんします。もっともっと長くても大丈夫なくらい好きです（笑）無理せずこれからも更新頑張ってください！ふぁいてぃん！ (2014年9月16日 13時) (レス) id: 50be39c3b5 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - totomさん» ありがとうございます！実際のギョンスもこんな感じだったらいいなぁ〜と思って書いてます(^^)まだ付き合い始めたばかりなので、ここから成長していけたらいいなぁ〜…って考えると、まだまだ長くなりそうですが、よろしくお願いします！(笑) (2014年9月13日 23時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - もいさん» ありがとうございます(^^)毎日更新を(^^)目指して頑張ります！！ (2014年9月13日 23時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2014年9月7日 0時
