ep9 【DO Side】 ※誤字訂正 ページ9
【DO Side】
ベッドに小さく丸くなって
気持ち良さそうに眠るタオ。
DO[タオ。起きろよ。]
意外にも声をかけただけで
ビクッと反応を見せる。
タオはどこでも何時間でもすぐ寝るのが
長所でも短所とも思うけど
こうやって寝起きが良いところは
間違いなく長所だと思う。
TO[ん゛ー…]
DO[早くKの方に来いよ。マネヒョンが帰ってくるぞ。]
TO[ん゛ん…まだお昼でしょぉ？]
そんなことを言いながら
横になったまま
カーテンをめくって窓の外を眺める。
TO[…あれ…天気悪いぃ…]
DO[天気が悪いんじゃなくて、もう夕方なの。だから暗いの。]
TO[夕方？]
DO[そうだよ。早くしないと置いてくぞ！]
そう言うと俺はタオの部屋のドアに寄りかかり
準備が出来るのを待つ事にした。
だけどタオはまだ眠そうで
のんびりゆっくり動く。
DO[知ってる？]
TO[ん？]
DO[最近このマンションで変なことが起こってること。]
TO[ヘンナコト？]
俺はタオを怖がらせるために
わざと声のボリュームを下げて
嘘の噂話を話し始めた。
DO[なんかね、白いワンピースの女の人がこのマンションの中を彷徨ってるみたいなんだよ。]
TO[ちょっと、ギョンスやめてよ。]
タオは少し顔を強張らせて
俺にそう言った。
DO[それでね、どうやら自分を裏切った恋人を探してるんだって。]
TO[ホンモノ？オバケ？]
DO[さぁ…でもこの前ベッキョンがこの部屋の前でその女の人を見たんだって。]
TO[…えっ…]
DO[その女の人…足がなかったみたいなんだ…]
TO[ちょっと…]
みるみる顔色が真っ青になったタオ。
俺は吹き出しそうになるのを堪えて
立ち上がった。
TO[えっ(汗) ギョンスどこ行くの？(汗)]
DO[俺、先に行くよ。そんな人に会いたくないもん。]
TO[ちょ、ちょっと待ってよぉ！！(汗) 置いていかないでよぉ！！(汗)]
そこからはすごいスピードで支度をして
タオを置いて行こうとした俺のあとを
必死で着いて来た。
廊下を歩くのもエレベーターに乗るのも
ビクビクしながら俺の腕を掴む。
本当、タオって素直で可愛いな(笑)
外で待ち構えていたファンの子達の間も
強張って固い顔のまま歩く。
DO[あっ！]
TO[なにっ！？(汗)]
タオ、驚き過ぎ(笑)
DO[あれ、マネヒョンの車だ。帰って来ちゃったじゃん！]
Kのマンションの下に停まっている車を見て
走り出した俺に置いてかれまいと
タオも走り出す。
そして、リビングに入った時…
…俺は今まで見た事がないほど
綺麗な女の人に出逢ったんだ。
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natsu(プロフ) - ウナさん» お返事遅くなり本当にごめんなさい！(T_T)やっぱりギョンスペンの人にそう言ってもらえると嬉しいです！！死にそうなぐらいキュンキュンしてもらえるように頑張ります！(笑) (2014年6月26日 22時) (
レス) id: 8d58004c0c (このIDを非表示/違反報告)
ウナ(プロフ) - すっっっごくキュンキュンしてとっても面白いです！！ギョンスぺんなので死にそうです〜 (2014年4月30日 12時) (レス) id: 45360351ba (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ミカンさん» コメントありがとうございます(^^) ギョンスは真面目な子だから、こうゆうことされるとキュンとしますよね(笑)これからもよろしくお願いします！ (2014年4月27日 20時) (レス) id: 8d58004c0c (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - ボッって、顔が熱いです。 (2014年4月27日 15時) (レス) id: 36946be880 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - でぃぃおさん» ありがとうございます(^^)ギョンスはどこで悪戯モードのスイッチが入るかわからないから面白いですよね（笑）更新頑張ります！！ (2014年4月24日 17時) (レス) id: 8d58004c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2014年4月18日 3時
