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〜第二十四話〜 ページ25

暫く抱き締め合った後、深雪は『またね』と、最初に僕らが会ったときと同じ言葉を残して小走りに去っていった。

深雪が帰った後は、虚無感が僕を襲った。

いつもの公園に戻る気力すらなくて、本殿まで戻ると僕は力なく座り込んだ。

僕も、始まりの場所に戻ってきたんだ。

悲しいはずなのに、不思議と涙は出てこなくて。

彼女は引っ越しただけだ。いつか、また会える。

わかっているはずなのに、信じられない。

独り取り残されたように感じた。

もう、何もかもなくなってしまったような気がして、疲れが一気に来た。

僕は糸が切れたようにその場に倒れ伏し、目を閉じた。

〜エピローグ〜→←〜第二十三話〜



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鳴子華 - 感想有難うございます!! 海の表現ね、あれ、いいですよねwww作者も好きですよwww 主人公……多分もhっふもふでーすwww 今度絵でプレゼントいたしますwww (2017年1月20日 0時) (レス) id: 69199f6a4e (このIDを非表示/違反報告)
夕薙(プロフ) - 飾り気のない、素朴で素直な表現に引き込まれました。個人的には海のところの色彩の表しかたがすごく好きです。人でないものが人のような感情を持ち、人間らしく振る舞い生きていく話最っ高に好みでしたありがとう!!!!そして主人公よ。モフらせてくれ (2017年1月19日 22時) (レス) id: 368eddf0c9 (このIDを非表示/違反報告)
鳴子華 - 感想有難う.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+. まだ、この作品は終わっていません笑笑 これからも宜しくね( ´・∀・`) (2017年1月17日 20時) (レス) id: 02e1a31c8d (このIDを非表示/違反報告)
御師様へ - …純、ですなぁ。率直な感情にすんなりと物語に入り込むことができて思わず流れるように続きを読んでしまいました。その一方で物語の終わりが惜しく、つい慎重になってしまい……。とても良い話で、面白い物語でした。次に期待しています。 (2017年1月16日 19時) (レス) id: a0717e51ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鳴子華 | 作成日時:2017年1月15日 21時

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