MyGirl_芸能人と私_2nd

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涼介「だから、いいんだって笑

Aが作ってくれるんでしょ？じゃあプラマイゼロじゃん！」




「いや、でも…」





『Aが料理するから材料は俺が買う』
っていう定義が涼介くんの頭の中にはあるみたいで
お金を全部払ってくれた





これじゃあお礼の意味が…





「ありがとうございます」




どう頑張っても涼介くんには勝てないので素直に受け取ることにした




涼介「じゃあ早く行こっか！」



「あ！1つ持つ！」




両手にぶら下げている袋を片方取る
これだけは譲れない。




涼介「ん、ありがとう。 顔怖いよ？笑」



「えっ！」





涼介くんに袋を取られないように構えてたらついつい顔が強ばってしまってたみたいで



涼介「それに、持つならこっち」




軽々と持っていた袋を取られ、交換される
渡された袋は軽すぎる。
中を見るとイチゴしか入ってない。





どこまで紳士なんだろう





「ありがと^^

あそこの角曲がったとこだからもう少しだよ！」




いつもの歩きなれた道も、
大好きな人が隣にいるだけでガラリと変わる




長いと感じていた距離も
涼介くんと話していたらあっという間で




むしろ少し短く感じた

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