Ordinary Days 2

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「いつからAのこと好きやったかは
正直思い出せへんけど…
多分ずっと好きやったと思う」





なにそれ…颯太が私を好き…？


絶対おかしい…





『……熱のせいでおかしくなったんやないの』



「ほんなら、熱ない時に言い直した方がええ？」



『なんでそういうこと言うん…』



「ごめんごめん。
もうこの際熱のせいでもいいんやけどね」



『なんなん…ほんま性格悪い…』



「彼氏に向かって性格悪いはないやろ」



『そういうとこやって…』



「否定しないってことは
幼馴染みやめるってことでええの？」



『……やめる。今すぐやめる』





いつの間にか溢れた涙を颯太が拭ってくれて
何度も頷く私を抱きしめてくれた。





「まぁ、突撃されることに
なんも変わりはないんやけどね。笑」


『全然違うから』


「ははっ、じゃあ彼女さん？
これからも好きな時に好きなだけうち来て」


『任せて』





嬉しくて抱きしめ返せば
それに応えるように力は強くなって…


「あー、今めちゃめちゃチューしたい」


なんて颯太が言うから
同じこと考えてて少し恥ずかしい。


でもやっぱり、かわいくないのは変わらず。





『チューなんかしたら風邪うつるわ』



「…そういうとこやで。
こっちは何年待ったと思ってるん」



『…お互い様』



「お互い様？どういうこと？」



『うるさい…はよ寝ろ』



「かわいくないなぁ！」



『今さらやろ』



「風邪うつされたいんか！笑」



『やめて！笑』





結局、風邪うつったのは言うまでもない。





ー





リクエストありがとうございました！


幼馴染み颯太が熱出たお話でした。


あんまり熱関係なくなっちゃったし
色々勝手に脚色しちゃいましたが…笑
いかがでしたでしょうか？


私のイメージ的に颯太は意外と男らしいというか
実は攻めるタイプだと思ってるので
ちょっとグイグイ行かせました。笑



あと、会話部分だけ関西弁にしてみたんですが
結構調べて書いたんですけど
絶対合ってないと思うので
違和感あると思います、すいません汗





読んでいただき、ありがとうございました！

お気に入り、コメント、高評価、
お待ちしてます！

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