Ordinary Days 2

夏喜の場合 ページ14

「これ、思ったんだけど前回より気が楽だよね」


大「なんで？」


「Aが仮装してくれてるから
胸キュン言う自分はそこまで恥ずかしくない」


黎「どういうこと？笑」


澤「わかんない。笑」


「まぁ…いいっす」


慧「拗ねちゃいましたね」


「「かわいい…」」





拗ねてみんなから視線を逸らしたなっちゃんは
衣装を選ぶ振り。





「俺、ナースにする」


大「ナース人気だなぁ」


『また戻すの？』


「ダメ？」


『ダ…メじゃない』


世「あの人なつなつに弱いよね」





…





大「では、なっちゃんの胸キュンまで
3、2、1…どうぞ！」





『Trick or Treat！
お菓子くれないといたずらしちゃうぞ』





小道具の注射器を持ってポーズを決めたA。


なっちゃんはたじたじしながら…





「あの…注射苦手なんで…優しくしてください…」



『……無理だ！好き！！』



「ちょろいな」



勇「うわー、なっちゃん本性出たー」


大「使い分けがうまいよね」


慧「前回は強引系でしたもんね！」


澤「強引系ってなんだよ。笑」





「あ、そういえば…」


なっちゃんはポケットに手を突っ込んで何かを探す。


『お菓子くれんの！？』





大「探してる探してる。笑」


颯「もしやあれは…」


「ポケットからキュンですっ！」


『お菓子がほしいんだけど』


世「それは胸キュンじゃないんかい！」





たじたじ系なっちゃん、多分夏輝くんといい勝負。

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