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するとめちゃくちゃ嬉しそうに笑って荷物を急いでまとめて俺の手を引っぱる
「やったぁ！いってみるもんだねはやくいこ」
「分かったから引っ張るなって、ごめんみんなすこし相葉くんと出かけてくるね、なんかあったら連絡して」
なんかみんなを見ることが出来なくてそれだけ告げると足早に楽屋を離れた
自分の車に相葉くんを乗せて移動する
あまり知られてない小さなスタジオは、人も多くなくて我関せずな人達しかいないから楽だ
カウンターで名前を告げて１つのスタジオにはいる
今から何やるの、何やるのとワクワクしてるまーには申し訳ない
「別になにも考えてなかったけど静かな場所に行きたくてさ」
すると考えるような顔になったまーが１つ提案をする
「せっかくスタジオなんだしみんなには秘密で歌作っちゃおーよ、2人で」
唐突だなぁ…でも凄いしおもしろいよねそんなとこ
「えぇ？なにそれ、でも暇つぶしにはいいかもねぇ」
カバンに入ってたノートを取り出して、シャーペンを渡して適当に思いついた言葉や文を書き出していく
喋りながら時々歌でもないような音が2人の口から紡がれておもしろい
でも全然まとまんなくて、テーマを決めることになった
「んー、やっぱ定番の恋とかどう？」
恋か
「そうしよっか、それならバージョンの違うの二つぐらいつくってもいいかもねぇ…ハッピーエンドと悲恋系…」
「いいね！2人で完成させてさ、歌もアプリとか人を頼って完成させてどっかでデュエットとして披露しちゃお」
えぇ、この恋がみんなに違う形で伝わっちゃうってこと？
それは…
「えぇ？恥ずかしいよ、身内でも…」
「そこは頼れる相葉くんに任せなさい、CDにしちゃうのもいいかもなぁ」
まーはなにか抗えないなにかを持っている
「えぇ？まぁいいか……おおごとにしないでよ…」
今日は抵抗する力もなく頼れる相葉くんは目をキラキラさせて、どんどんノートが埋まっていく
２つの曲らしきものの枠みたいなものはできたので言葉を直したりしていく
文字数言い回しイメージ滅多にない機会だからこそなんか色々浮かんで進んでいく
時間がなくなりそうになって細かく煮詰めていくためにハッピーエンドの方はちぎって相葉くんに頼み
もう１つは自分が引き受ける
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作者名：消しゴムとボールペン | 作成日時：2018年8月30日 20時
