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「まつゆん後輩にも褒められてたよね」
「うん、それみて、なんか思ってたこと言いたくなった」
はぁ⁉それってなんか…
「やきもちみたいですねそれ、ま、私もぽっとでのやつに潤くんがいいようにされてたらちょっかいかけたくなりますけどね」
やきもち、もうみんなしてからかって
「も、からかわないでよ、おれすこし出てるからね」
荷物をひっつかんで楽屋を出る
残されたメンバーたちはかわいい末っ子をみおくりながらくすくす笑う
「やっぱりまつずんかわいいよなぁ」
「ふふ、素直に出ちゃうんですよね恥ずかしいときとかさ」
「うん、ずっとかわいいまんまだよねぇ」
「そりゃおいらたちのまつずんだからなぁ…かわいいだけじゃなくてカッコいいときもあるし最近はなんか美味そうだよなぁ」
「それって食欲それとも？」
「ばっか、藪蛇でしょ、この人その違い意外とわかってなさそうだしやめとけ知るのなんかこぇえ」
「ふふふ、」
「えぇ、なんなの意味深で気になるじゃん智くん」
「ま、この話はこれぐらいにしてさ、噂聞いたんだけね女性だけにじゃなく
潤ちゃん最近モテモテらしくてさ、本人は誰ともくっつく気なさそうだけどなんかどんどん綺麗になってるくない？おれの目だけそう見えんの？」
「ふふ、恋して綺麗になったんじゃねってあいついってたぞ」
「へぇ、少し前苦しそうだったけどすこし吹っ切れたのかな？」
「プライベートだろそれ、でもあんま傷ついて欲しくねぇから心配したくなるよな」
「ふふ、兄貴かよ…傷つけまくる馬鹿にはあげたくないですよねぇ」
ドアの近くに足音が聞こえ、電話をしながら戻ってくる気配がわかる
柔らかな安心しきった表情と声色で話しているその人がからかったのか、
声色が鼻にかかったような甘い声で拗ねて甘えているようだ
電話が終わり、声をかけようとしたら別の人からの電話がかかってきた
今度は悪戯げな声色に変わるのを聴きながらふと、俺たちだけにそうだったらいいのになんて言葉が脳内を占めていて
馬鹿らしいなとおもってソファに沈んだ
続く (更新停止中)
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作者名：消しゴムとボールペン | 作成日時：2018年8月30日 20時
