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「…それ、新しい振り？どの曲の、誰が作ったの？ライブで使うとか？」
そう言われてなんて説明すればいいのかと息を呑んだ
「…うんとね、これ自分でつくってみた振りなの、歌もね、これ世の中に出さないけどなんかライブ片手間に悪いけど仕上げてみたくて…」
「えっ、潤くんが振りも曲も考えたの？すごいじゃん！」
瞳をきらめかせるかずはまぶしい
「そんなんじゃないよ、たくさん手伝ってもらったし心強い協力者たちに」
相葉くんが関わってるの知ったらどう思うのかなぁ
「いいなぁ…俺もしたかった…1人は相葉くんでしょ最近2人一緒にいたし」
「かずには頼りまくっちゃいそうだもんなによりかずのうたすきだし」
かずは多彩で、作詞作曲もこなすもんなぁ同い年でこんなに違うのかと思った時期もあったほどだもん
「くぅう、ずるいね潤くんはおれ拗ねれないじゃん完成したら見せてよもちろんほかに見せる人とは違う特別な形でね」
う、なかなかやりよる…かずはタダじゃ起きない男だからなぁ
「勿論、でもぜんぜんバレないと思ってたのになぁ…」
おれ普段の警戒心がとれてた
「うふふ、私には特別な情報網と観察眼がありますからね」
ほんともってそう
「たでにずっと一緒にいないね」
「そうだね」
車に揺られて他のメンバーが入ってきて、相葉くんににのにバレちゃったことを伝える
そっかーと笑ってくふふと笑ってこうなったらにのも引き込んじゃえと相葉くんが担当してるダンスの振りと演出を手伝ってもらうことにしたらしい
「よし、潤ちゃんの許可もでたことだし、バレたら共犯だよにの手伝って」
にのは嬉しそうにうなづいて、まだしょーちゃんたちにはないしょねという相葉くんとくすくす笑った
仕事をこなし昼食になる、ひさびさにジムじゃない弁当だわこれ
いつも通りに弁当をあけ食べ始める
すると翔くんが珍しそうに声をかけてきた
「うわ、手作り弁当じゃん。いつもジムの弁当なのに、松潤お手製？」
ふふ翔くん、メンバーの話すきだよね割と
「うん、たまにはいっかなと思って早起きしすぎて時間余っちゃって夕飯の作り置きもしてきちゃった」
すると翔くんはくすくすわらって
「主婦みたいだな、家事ももしかしてできることはやってきたとか？」
「うん、簡単なものだけね」
「うわ、どんどん女子力というか嫁力というか生活能力が上がっていくな…一家に一台ほしいぐらい…おれ家事も料理もまるっきしダメだからさ」
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作者名：消しゴムとボールペン | 作成日時：2018年8月30日 20時
