偶然鼎立。（Ryohei.A）#2 (ページ46)

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あのあと、公式にりょうさんが企画に選ばれたらしく、私もテレビ局にお邪魔することに。

「久々のTBS、、、」

目の前に見知った後ろ姿を見つけて思わず声をかける。

「あ！愛ちゃん！？」

あっれ〜！？ Aこんなところでどうしたの！？なんて目をまん丸にさせてる愛ちゃん。

それ、こっちのセリフだよ。

受付で用件を伝えれば、びっくりしている愛ちゃん。

「え、もう1人ってAなんだ、、」

「え？」

「同じ企画でお呼びいただいた宮下愛です」

どうやら、同じ企画に選出されたらしい。
ニコイチってこんなところまでニコイチなもんかなあ、、、

「阿部ちゃんがお話くれたの？」

「一応、、、愛ちゃんは？」

「愛さんはさっくんだよ〜」

驚いた。

「え、、てっきり康二くんかと」

そんな話をしながら昔に歩いたことのある廊下を進む。

会議に指定された部屋は昔、ジュニア時代に東西合同レッスンで使った部屋。

「「懐かしいね」」

懐かしさを感じながらテレビ局の方との打ち合わせが始まった。