偶然鼎立。（Ryohei.A）#2 (ページ2)

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次の日、もちろん学校。

ユッキーくんと2人で漢文と睨めっこ。

「なんでそこでその用法って思ったの？」

「だって、ここは而しての読みで考えると、字源的に取れる意味はこれで、、、」

「ほぇ〜？」

受験ギリギリまで理系だった私にはいつもさっぱりわかんない内容で。

理解度が足りないことを痛感する。

「お腹すいたし、一旦昼休憩にしようよ！」

先輩にそう声をかけられて、お互い別々に休憩をすることに。

普段は一緒にいるんだけど、だいたい数分はお互いふらふら休んでから一緒にみんなでご飯食べるのがうちの研究室の謎ルール。

そんな時に携帯が通知を知らせた。

『急にごめんね。岩本です』

『新曲の振り付け、考えてみたんだけど、時間ある時に見て感想くれないかな？』

『ひーくんが動画を送信しました』

どうやら昨日作った振付班のグループLINE。

時間ある時にゆっくり観て、感想をお伝えします。
遅くなってしまったらすみません。

そう送って、ご飯を取り出した。

「小嶋ちゃん！ご飯食べよ〜！」

今日はチョコもあるよ〜！なんて笑顔のユッキーくんの元へ向かった。