偶然鼎立。（Ryohei.A）#2 (ページ1)

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お手洗いから戻ってきた私たちの元にはデザート。

みんな先に食べていたようで、私たち待ちなのかと思うくらいのんびりお話していて。

「パンナコッタ初めて食べたけど、美味しい！」

そう言って愛ちゃんに一口お裾分け。

「ん〜！ほんとだ！」

これはしばらくプリンブーム来ちゃうかも。

なんだかんだで、私も愛ちゃんもすぐに食べ終わるデザートだったため、お会計の流れへ。

「無理矢理誘ってんから出さんでや！」

「女の子はお財布しまいなさい！」

「お前ら美容に使え！」

向井さん、深澤さん、渡辺さんから三者三様のお叱りを受けて。

愛ちゃんは岩本さんに専属指名のお礼！って無理矢理渡してた。笑

「りょうさん、、あの、」

私も奢ってもらうのは気が引けて、まだ受け取ってくれそうなお隣さんに声をかける。

「ん？直しな？」

めちゃめちゃ阿部ちゃんスマイルで秒殺。

でも、へこたれるわけには行かず。

過去まで話した私は強い。負けない。

「ご飯代じゃなくて、車2回乗せてもらったのまとめてのお礼です」

「多いって感じるならまた皆さんで行くときに、りょうさんの車乗る前金ありで受け取ってください」

なんて言うと、流石に熱意が伝わったのか、受け取ってくれた。

「ふふっ、前金は初めて言われたしツボだったわ」