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42、誰がチビだとコラ ページ43

大聖堂に入ると、祭壇には大きな影が。

「第一へようこそ。君たちを歓迎する」

その影はバーンズ大隊長だったらしい。

隣には、さっき案内してくれた口の悪い人を含め3人のローブを着た男の人が。

うわ…皆さん身長高いなぁ…。

隣に並ばないようにしよう…うん、そうしよう。

私自分の身長結構気にしてるんですからね!?

いや、周りが年上ばっかなのが悪いんですけどね!!

「第8所属、一等消防官。
茉希 尾瀬です!研修新人をお連れしました!」

みなさん一斉に敬礼をする。

『えっ』

思わず声が漏れてしまった。
合掌するかと思って合掌しちゃいました…
ここ大聖堂ですし…

私だけ合掌とか恥ずかしいな…

私は1人で赤くなった。

「…着帽時であってもここは大聖堂だ、申し訳ないが敬礼ではなく合掌にしていただきたい」

「!!失礼いたしました!」

あれ、私合ってたかんじ?

てか、私名乗ってない…

『同じく第八所所属、アオイと申します』

まぁ今さら感満載だけど名乗らないよりはいいよね?

「第1のフラム中隊長、星宮中隊長、リィ中隊長だ。
彼らが君たちの世話をさせていただく。今日は施設を
見学してから、ゆっくりと寛いでくれ」

うーん、シンラさん達、喧嘩しないといいけどなぁ…

「バーンズ大隊長。よろしいですか?」

そう言ってニヤリと笑ったシンラさん。

え、何ですかその悪人のようなツラは…

「急ですが、俺達の実力を見てもらうため、大隊長に
組み手の相手をしていただきたいのですが」

『はいぃ!?』
「ちょっとシンラ!?何を言っているの!?」

マキさんが慌てて止めに入る。

え、シンラさん遂に顔だけでなく頭もおかしくなりましたかね?

でも大隊長がそう簡単に組み手の相手をしてくれる…?

「君たちの実力は頂いた資料で把握している。その必要はない」

でっすよねぇ〜…

「いいだろう」

『エ』

いいんですかぁ!?

我ながらよく絶叫しなかったと思う。

いや、そんなんで大丈夫なのか第一の大隊長は!!

「…もし一本取れたら、お聞きしたいことがあるのですが」

「構わんよ」

シンラさん…出しゃばりすぎじゃない?

いやまぁ、受ける方も受ける方だけどさ!

あぁ、頭痛くなってきた。

これ絶対風邪だけのせいじゃないって…

にしても、シンラさんがそこまでして聞きたい事とは一体なんなんでしょう?

新人大会の時もそんなこと言ってたし…

気になりますね…今度聞けたら聞こう。

『カホッゲホッ』

43、風邪ぇ…→←41、無愛想なボッチタイプ



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ろーるキャベツ☆(プロフ) - 続編行きます! (2020年8月18日 13時) (レス) id: f315a783e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ろーるキャベツ☆ | 作成日時:2020年7月22日 19時

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